繊細さんという言葉を聞いたことがありますか？繊細さんはHSPという気質をいいます。学生さんにも意外と多いHSP。気質を知ることで、自分の才能が活かせたり、ストレスの少ない環境を自分で作れます。ポジティブに読んでみてくださいね！
HSPとは？
HSP（Highly Sensitive Person）は高い感受性を持った敏感な気質のことです。HSPは病気ではありません。あくまで気質を指します。
HSPの特徴
HSPには以下の特徴があります。
✔️情報を深く考える
✔️感受性が強く、共感しやすい
✔️些細な変化に敏感に反応する
この３つに当てはまったらあなたもHSPかもしれません。
HSP４つのタイプ
HSPは４つのタイプに分かれます。自分がどのタイプか、周りのHSPさんがどんなタイプかを分析しましょう！
HSP
HSP（Highly Sensitive Person）
内向的で人との交流や刺激を求めない繊細さん。
HSE
HSE（Highly Sensitive Extrovert）
外交的で刺激は求めない繊細さん。
HSS型HSP
HSS（High Sensation Seeking）
内向的で人との交流を求めないが、刺激は求める繊細さん。
HSS型HSE
外交的で刺激を求める繊細さん。
HSPあるある
学生さんの中でHSPに気づける方は少なく、多くの方は社会に出てから気づきます。学生の内から認識しておくと、自分に合わせた職業や環境を作りやすくなるので必見です！
①友達に気を使いすぎる
HSPさんは、人に気を使いすぎて疲れてしまいます。友達だけでなく、家族や先生にも気を使って自分の感情を溜め込んでしまうことも…。自分が繊細で敏感だからこそ、相手に危害を加えないように考えすぎてしまいます。友達に対して、あの子はこう思っているのではないかと考え、被害妄想してしまうこともあります。
②誰かが悲しんでいたら自分も悲しい
HSPさんは、感受性が強く、人の感情に大きく左右されてしまうことがあります。学校で、クラスメイトが怒られたり、友達同士のトラブルを知って、まるで自分のことのように感情が動いたり、自分ごととして聞こえたりします。
③深く考えすぎて、勉強が捗らない
HSPさんは、深く考えるため、情報を簡単に処理することができません。例えば、国語の長文読解で、自信満々だった回答が間違いにされてしまうことも…。解説を読んでも納得できないのは、HSPさんが優しくて相手の気持ちを考えすぎてしまうからです。
HSPをメリットに変える方法
学生に向けて、HSPでも生きやすく、強みを活かす方法を紹介します！
穏やかな環境を選ぶ
学校生活では、クラスや部活など、さまざまな人がいる中で生活しなければなりません。そんな中、HSPさんにオススメな環境は、ゆったりとした穏やかな環境です！優しくて穏やかな友達、穏やかな部活を選び、ギスギスした環境に留まらないようにすると楽です。
自然を感じる
HSPさんは、自然の匂いや自然の動きに癒されます。花壇の花や生き物、木がサワサワと風に揺られている景色など。地球が生み出した自然と仲良くなる意識を持つことで、安心しやすくなります。
信頼できる先生や信頼できる友達と関わる
HSPさんは、深く考えすぎてネガティブ思考に陥ってしまうこともあります。信頼できる人がいるだけでも、被害妄想を緩和して安心でき、支えになります。学校で自分をサポートしてくれる味方に頼ってみましょう。
HSPの病気との関連性
HSPの方の中には、双極性障害（躁うつ病）やパニック障害、ADHDなど診断名がつく場合が多く存在します。つまり、精神疾患や発達障害と関連しやすいといえます。
HSP、精神疾患、発達障害でも共通するのは、個人個人で状態が異なり、優れた感覚を持っていることです。決して悲観することではありません。社長や、経営者として優れた才能を持っていたり、芸術面で活躍されている方もたくさんいます。
自分の可能性に自信を持って取り組むと、大きく成長する性質ともいえるでしょう。
HSPの当事者の執筆
私は、２２歳の秋頃に初めて自分がHSPだと気づきました。きっかけは、HSPを紹介するInstagramの投稿。共感するばかりで、今まで一人で抱えていた悩みが楽になりました。
HSPは個性だと考え、自分に適した環境を作ると気持ちがとても楽になります。自分がストレスを感じやすいことをストレスフリーな環境に整え、自分の気質を褒めてみましょう。
最後に
今は、HSPを活かし幸せになるためのコンテンツが豊富にあります。SNSや本を利用してみましょう。HSPとの付き合いを良くしていく情報を知ることで、気質を活かした人生へと変化させることができます。