最近、スターバックスやセブンイレブンなどで使われている紙ストロー。私は2019年の夏にアメリカに行ったとき、初めて紙ストローの存在を知りました。カフェでシェイクを注文したら紙のストローが刺さっていて、なんだこれ…?と思いながら飲んでいたら紙が溶けてぼろぼろに…。紙も食べてしまいました。「耐久性悪いしなんでこのストローになっちゃったんだろう…?」とちょっと気になりました。
今では紙ストローが身近にあふれています。その理由は、一体何なのでしょうか?環境問題初心者のコチミちゃんと一緒に考えてみましょう!
きっかけは「ウミガメ」
プラスチックストローが問題視されるきっかけの一つは、2015年にネット上で公開された“ある動画”だったと言われています。その動画とは、鼻にプラスチックストローが刺さったウミガメの姿を収めたもの。私は動画を見ようとしましたが、ストローを引き抜く姿があまりにも痛々しく、途中で止めてしまいました。
真面目に“脱プラ”について考えるべきかも、と思わずにいられません。プラスチックストローは海の生物に被害を与える。この動画を見た人の間で、そんな認識が広まっていきました。
世界では現在「サステナビリティ(持続可能な社会)」が重要視されていて、名だたる企業やブランドが取り組みを始めています。そうしなければユーザーから批判を受ける状況にもなっています。世界で当たり前のように日常に溶け込んでいるのをみると、日本はまだまだ「口だけ」な印象も強いなと思います。世界に比べてサステナビリティは身近に感じにくいなと。
それでもちょっとずつ、世の中が環境について考えることは進歩です!
渋谷のカフェではオシャレ紙ストローが誕生
渋谷の『Zikzin Cafe & Daining』では7月9日からオリジナルチャームと紙ストローをプレゼントしています。
なんかオシャレ!紙ストローなのでプラスティックに比べるとデザインで遊べるのかも?これなら使いたくなりますね。
プラスチックの代替品は【竹】?!
スターバックスやセブンイレブンに続いてケンタッキーフライドチキンでも紙ストローに移行。さらに容器も2025年までにプラスチックをやめて竹にするんだとか。竹!?と思うかもしれませんが、実は環境にやさしくて丈夫で抗菌作用もあるそうです。
無印良品も【竹ストロー】を販売していて、Café&Meal MUJIではドリンクに同じものが使われています。気になるけど、実際の使い心地はどうなんだろう?と思う人は Café&Meal MUJIで竹ストローを体験してみるのもいいかもしれません。
さらに、MUJI HOTEL GINZA では、客室アメニティの歯ブラシを【竹歯ブラシ】にしているそう。なかなか MUJI HOTEL GINZA に泊まる機会はなさそうだけど、歯ブラシもたしかにプラスチックが沢山使われているんだなと気づくきっかけになりました。
普及し始めた紙ストローの紹介でした。SNSを見ていると私みたいに噛んでしまってぼろぼろにした人は少数派ですが、一方で「炭酸が飲みづらい」「口当たりが悪い」と言う意見も散見されました。私もアメリカでの経験があるせいで、紙ストローか…となってしまいます。だけどプラスチックは使いたくないので、紙ストローの時は飲み物を秒速で飲み終えます(笑)
紙ストローの質が上がることを祈るばかりですが、環境にいいことをしていると思うと気分もよくなるので、慣れるのを待とうと思います。みなさんも私と一緒に身近なところから環境問題の解決に貢献してみましょ。