こんにちは!ベトナムの寺内です。
みなさんの中には、「今すぐ海外に出たい!」という方も多いのではないでしょうか?
今回は私の周りにいる、実際に高校在学中・高校卒業後に海外移住した人と、大学卒業後に海外移住した人にメリット・デメリットを聞いてみました!
海外移住に興味のあるみなさんの参考になれば嬉しいです。
【高校在学中・卒業後】海外海外移住のメリット
①言語習得が早い
高校在学中や卒業後に海外へ行かれた方が、一番多くあげたメリットは“言語習得の早さ”です。
年齢が若いぶん、新しいことの吸収が早い。(18歳で移住・IT)
現地の言葉を何のバイアスもかけずに聞き取り、そのまま発音できるのは耳の若さなのかもしれない。(16歳で留学・アパレルメーカー)
②精神的自立
日本の家族や友人と早めに離れて暮らすことで、精神的に自立できる・せざるを得ない環境になります。また、思考が柔軟な若いうちに異国の文化や人々に触れること、カルチャーショックを受けることで、その先の人生において何か起きても動じなくなったり、感性も磨かれます。
親から離れてホームステイや学校付属の寮に入るので、精神的に自立した。(18歳で移住・IT)
③外国人の友人がすぐできる
学生なので学校で友人ができることです。現地の方はもちろん、自分と同じような外国人留学生にも出会えるので、各国に友人ができる可能性が広がります。
同じタイミングで入学するので、クラスが一緒の人と仲良くなれる。(18歳で移住・金融)
【高校在学中・卒業後】海外移住のデメリット
①費用が高い
国によっても違いますが、先進国の中では日本の大学はかなり安価です。奨学金の制度などもありますが基準が高く、英語力を要します。
地域にもよるがアメリカの大学の学費は日本の3倍した。親に感謝。(18歳で移住・IT)
②一定の語学力が必要
海外の大学に入学するには一定の語学力が必要です。高校卒業後、すぐに大学に入学するのが難しい人の場合は入学前に語学学校やファウンデーションコース(大学進学準備コース)で語学を勉強してからの入学になります。
国や学校のレベルにもよりますが、海外の大学の場合は卒業が難しいことも多々。4年間で終わらなかった、ドロップアウトをせざるを得なかった人も多いです。
大学の課題がとにかく多い。英語力がすぐに身に付くわけではないので、はじめは授業が全くわからない、というか教授や生徒たちが何の話をしているかすらわからず辛かった。(18歳で留学・在学中)
③日本に帰った時のプレッシャー
「高校在学中で留学した」「高卒で海外に行った」という経験が一生つきまとうので、“普通ではない”、“何か凄い人なのでは”という謎のプレッシャーを日本に戻ってから感じることも多いそうです。
日本で過ごす3年間の高校時代も貴重だと思ったので、1年間のアメリカ高校留学後、日本の高校を1年生からやり直し、2か国の高校へ合計4年通った。就活でも必ず突っ込まれる話題だが、4年間高校生をしてよかったとは思う。(16歳で留学・アパレルメーカー)
【大学卒業後】海外移住のメリット
①自由に使えるお金が多い
学生ではなく就労者として海外にいるので、稼いだお金を好きなように使えることです。学生ビザだと国によってはアルバイトも禁止なので、娯楽に使えるお金が限られてしまいます。
学生だと親や保護者からの送金での生活になる。就労していれば海外旅行や趣味、日々の生活においても自分で稼いだお金があるので、現地での生活に余裕が持てる。(23歳で移住・IT)
②“仕事”という名目で海外にいられる
日本の大学や専門学校を卒業していることが就労ビザの条件の国も多いので、大学卒業後の方がビザが楽です。また日本の会社の駐在員として海外に行く場合は、会社が移住初期の準備をしてくれるので、海外に興味がある人は海外勤務のある企業に入るのもお勧めです。
“仕事”で海外に来ているので周りの理解が得やすい。(25歳で移住・サービス業)
学士号(大学卒業資格)や専門資格、ある程度日本での就労経験がある方がビザが取りやすい。(27歳で移住・筆者)
【大学卒業後】海外移住のデメリット
①言語や文化に慣れるまでに時間がかかる
元々語学学習者で、その言語を使う国に行くのであれば言語問題はないかもしれないですが、今まで触れてこなかった言語の国に行くと覚えるまではやはり時間がかかります。
また文化に対しての柔軟性も学生時代よりも大人になり凝り固まっている分、人によっては受け入れられなかったり、文化等が合わないまま嫌になって帰国される方も多いです。
働きながら現地の学校にも行ったが、覚えるのに時間がかかる。(23歳で移住・IT)
②仕事上でのプレッシャー
現地の企業にしても日系企業にしても、企業に属するのであれば、会社としては現地人よりも外国人の方がコストがかかります。そのため、現地の人よりも仕事面での即戦力や能力を評価されるので、日本で働くよりプレッシャーを感じることもあります。現地で起業や結婚をしている方もいますが、企業に勤める会社員となると日本とはまた違ったストレスがありそうです。
“日本人だから”というプレッシャーがある。日本人の社員が少ないので責任が重い。(26歳で移住・メーカー)
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は、海外移住の時期についてメリット・デメリットについて解説してました。
上記以外にも日本が協定の結んでいる特定の国であれば観光・就労・就学の3つができるワーキングホリデービザを取得して海外移住する方法や短期留学、海外インターンなどの制度も学校や企業では行われているので本当に海外移住に興味がある方は、まずは現地の情報収集をしましょう!
海外インターンについてのインタビューも参考になれば嬉しいです↓
今後も海外インターン経験者や海外移住をしている方にお話を伺ってくるので、ぜひそちらも読んでみたくださいね!