2023年になってから早2か月。
今年に入ってからも続編決定が多く発表され、アニメファンの中で期待が集まっています。今回の記事では、続編決定のアニメの中でも10代におすすめの作品をピックアップして紹介していきます。
今年続編が放送されるアニメ3選
1. 『呪術廻戦』
呪術廻戦は高校が舞台の呪術バトルアニメ。「呪術高校」に通う主人公の虎杖が、学園生活を通して成長しながら呪霊と戦う物語です。
アニメーション制作は『ユーリ!!! on ICE』や『ゾンビランドサガ』などを手がけるMAPPA。縦横無尽に動き回るスピード感あふれるバトルシーンや、伊藤潤二に影響を受けたというグロテスクな呪霊など、どこを切り取っても魅力的な作品。
「キャラクターの設定は最小限にする」という作者の信条のもと制作された本作は、キャラクターの内面性があえてあまり語られないことでテンポのいい作品となっています。
新シーズンも派手なアクション満載で初見でも十分楽しめますが、前シーズンやコミックを読んでから観るとより一層楽しめるのではないでしょうか。
筆者メモ:『呪術廻戦』が10代にオススメな理由
序盤から展開されるダークなストーリーとスピード感ある展開。
アニメをあまり観ない方でも観やすい現代風の設定など、随所に観やすい工夫を感じる作品。呪術とはいうものの肉弾戦が多く、「アニメはここまで進化したのか」と感じさせる近未来的な作品です。
2. 鬼滅の刃
鬼滅の刃は、「鬼狩り」を描いたバトルアニメ。「鬼狩り」の主人公、竈門炭治郎が鬼を狩りながら成長していく物語。宿敵の鬼舞辻無惨を追って数多くの鬼と戦いながら、真の「鬼狩り」になっていく過程が描かれる作品です。
アニメーション制作は『Fate Zero』や『Fate Stay Night』を手がけるUfotable。筆で書いたような和風エフェクト満載の純和風アクションが魅力。もともとバトル系のアニメを中心に制作していたアニメ会社が手掛けているということもあり、映画のような迫真のバトルシーンは圧巻。
「普通の人間がそんなにすぐ強くなるわけない」という作者の哲学があり、最近のジャンプ作品には珍しく長期間のしっかりとした修行描写があるのも特徴的。
昭和レトロな世界観や派手なバトルシーンは新シーズンから追っても十分楽しめますが、ストーリーが魅力的な作品なので、前シーズンを視聴しておくとより一層楽しめます。
筆者メモ:『鬼滅の刃』が10代にオススメな理由
派手なアクションと明治時代がテーマの世界観など多くの魅力がある作品。
国内外で高い人気があるので、観ておくと誰とでも共通の話題ができます。
3. 『ケンガンアシュラ』
ケンガンアシュラは最強トーナメント系バトルアニメ。謎の古武術・「二虎流」の使い手の十鬼蛇王馬が最強を目指して企業の代理戦争を兼ねたトーナメントに出場する物語。
アニメーション制作は『進撃の巨人』など多くの作品のCGアニメーションを制作するラークスエンタテインメント。CGを駆使した筋骨隆々の男たちの真正面からの殴り合いが魅力の作品。
物語に登場する武術は柔道やバリツ、怪腕流など実在する武術からオリジナル武術の幅広い達人が登場します。オリジナル武術は生まれた国、誕生した経緯、どんな技かなど必ずうんちくが語られ、まるで数百年前から実在したかのような説得力があります。
本作にはリング入場のBGMが選手ごとに決められており、そのBGMだけでどこ出身か、どんな戦い方かなどが想像できる工夫を感じる作品です。アニメ制作の参考に総合格闘技の選手をスタジオに招いたり、試合のDVDを観て参考にしたという試合シーンは選手の細かい息遣いまで表現。あまりストーリーを語らない分、詰め込まれた高密度の試合シーンは一見の価値があります。
筆者メモ:『ケンガンアシュラ』が10代にオススメな理由
3DCGを駆使したバトルシーンが魅力的な作品。
最強を決める試合に恥じない強敵達の試合を観客になった気分で観られるのも大きな魅力です。戦いを通して主人公や他の選手の背景が観られる異色の作品なので選出しました。
まとめ
今回の記事では、今年新シーズンが放送されるアニメを紹介させて頂きました。
バトル系の作品を中心に紹介しましたが、他にも日常アニメやスポーツアニメなど幅広いジャンルの新シーズンがスタートします。この機会に自分に合った作品を見つけてみてはいかがでしょうか。