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【ベトナム旅行】現金はいくら必要?クレジットカードは?

こんにちは!ベトナムの寺内です。

もうすぐ春休みや卒業旅行のシーズンですね。学生の皆さんは旅行プランは決まりましたか?私の住んでいるベトナム中部のリゾート地・ダナンも2月〜3月は雨季から乾季の変わり目で、段々と旅行者が増えていく時期となります。

ベトナムを旅行する際、現地での支払い方法について気になる方も多いのではないでしょうか?「クレジットカードはどこまで使えるのか」「現金はどれくらい持っていけば安心か」「キャッシュレス決済はどれくらい普及しているのか」など、疑問が尽きません。

この記事では、ベトナム旅行中に役立つ支払い方法のポイントをわかりやすく解説します。旅行前にしっかり準備して、スムーズに現地でのお買い物や食事を楽しみましょう!

ベトナム旅行では現金の用意を!

ベトナムでは現金支払いが主流で、ほとんどの場所で現金が使えます。キャッシュレス決済のみの店舗は少なく、逆に観光名所や飲食店・お土産店・スパによってはクレジットカード払い不可のお店なども多いため、現金を多めに持ち歩くことをおすすめします。

ベトナムの通貨は「ベトナムドン (VND)」で、硬貨はほとんど使われていません。現在は200ドン、500ドン、1,000ドン、2,000ドン、5,000ドン、10,000ドン、20,000ドン、50,000ドン、100,000ドン、200,000ドン、500,000ドン札が流通しています。
またお店によっては米ドルや日本円を受け付けていますが、基本的に支払い通貨は原則「ベトナムドン(VND)」となります。

両替は街中のゴールドショップがおすすめ!

日本円をベトナムドンに両替するには現地の空港、ホテル、街中の銀行、両替所でできますが、手数料が3%~10%ほどかかります。よりお得に両替したい場合は、街中のゴールドショップでの両替をおすすめします。ここでは、手数料が約1%とかなり低く設定されています。

日本円↔︎ベトナムドンのレートに関しては、最近は円安の影響で為替レートに差が出ているため、正確な金額を把握したい方はアプリなどを活用して最新のレートを確認されることをおすすめします。

現金利用の際の注意点

ベトナムドンは日本円と比べるとゼロの桁が異なるので、日本人は注意が必要です。よく値段表記のさいに「10k」などと、「k」が表記されますが、これはゼロ3つを表しており、「10k」の場合は「10万ドン」となります。

またベトナムでは最高額紙幣が50万ドン札(約3,000円)となるため、持ち歩くお札の枚数が日本円の1万円程度でも多くなります。流通している紙幣の中でも200ドンや500ドンはあまり使われることがなく、お店などでのお釣りとしては、1,000ドン以下の金額は省略されたり、代わりに飴などで返されることも多いです。

事前決済できるものはカード払いがおすすめ!

旅行中はホテル代やアクティビティ代などを事前にカードで支払い、食事やお土産代は現金で支払うようにするのがおすすめです。

クレジットカード決済は?

ベトナムでクレジットカードを使いたい場合、主にVISAカードかMastercardが使えます。JCBカードは利用できる場所が少なく、さらにアメリカンエクスプレス(AMEX)やダイナースクラブカードはほとんど使用できません。もし使えたとしても、支払い時に高い手数料がかかることが多いので注意が必要です。

ベトナムでクレジットカードを利用する際には、3%~5%の手数料が追加される場合があります。手数料の金額はカードの種類や利用店舗によって異なります。こちらを知らずにカード決済し予想外の料金がかかって「高く請求された」と勘違いされる方も多いので、事前に確認しておくと安心です。

配車アプリ「Grab」はクレカ登録も可能

安全で便利な移動手段として、「Grab」という配車アプリの利用をおすすめします。Grabでは、現金とクレジットカードの両方で支払いができ、クレジットカードを事前登録しておくと、料金が明確でトラブルを避けやすくなります。

タクシーでもクレジットカードが使える場合もありますが、個人タクシーではカードが使えないことが多く、ぼったくりのリスクもあるので注意が必要です。

ATMでのキャッシング

クレジットカードがあれば、現地のATMでキャッシングを利用して現金を引き出すことができます。街の中心部にはATMが多いため、旅行中でも簡単に現金を調達できます。手数料は1.6〜3%程度で、ゴールドショップよりは少し高いですが、空港やホテルで両替するよりは安く済む場合があります。

ATMの入り口にクレジット会社のマークが記されているので、そちらで利用可能かチェックしてください。観光シーズンはATM利用者も多く、ATM自体の現金が不足している場合もあるので、銀行併設のATMだとさらに安心かもしれません。

QRコード決済は長期滞在者向け

ベトナムでは2018年頃からキャッシュレス決済が注目され、コロナ禍をきっかけにさらに広まりました。

その中でも特に「QRコード決済」が人気で、ほとんどのお店などで利用することができます。これらのオンライン決済を利用するには、基本的に「ベトナムの携帯番号」や「ベトナムの銀行口座」が必要です。そのため、QRコード決済の利用は主に長期滞在者向けとなっています。

ベトナム旅行で現金はいくら必要?

ホテル代や飛行機代とは別に現地での必要な現金の目安は1日あたり1万円〜で、目安の現金×滞在日数で決めましょう。ツアー旅行の場合、ホテルや食事、観光などの費用は前払いされているので、必要な現金は少なめで済みます。

ベトナムの物価は日本よりかなり安く、都市部では日本の1/2〜1/3ほどです。もちろん、地域や商品によって差はありますが、普通の旅行ならそんなにお金を使うことはないです。

もし高級ホテルに泊まったり、ホテル内のレストランやスパを利用したりすると、観光地価格で高くなります。リゾート滞在を考えている方や、買いたいものが多い・現地支払いのアクティビティ予定がある方は、少し多めに予算を見積もっておくと安心です。

まとめ

クレジット支払いや旅行者が利用できるキャッシュレス決済は、現時点ではまだ限られているので現金とクレジットカード両方を持参して、状況に応じて支払い方法を決めることがおすすめです。

皆さんのベトナム旅行が充実した楽しいものになりますように!

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