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初めての海外旅行!事前準備や気をつけたほうがいいことは?【10代向けに解説】

初めての海外旅行!楽しみですが、不安を感じる方も多いのではないでしょうか?今回は初めての海外旅行を楽しめるように、出発前に準備すべきこと・現地での注意点などを解説したいと思います!

出発前の基本準備

パスポートの取得と確認

海外旅行と言えばまずはパスポートの準備です。パスポートを持っていない方、有効期限が過ぎている方は余裕を持って申請をしましょう。パスポートは申請手続き後、受領までに土・日・休日を除き1週間程度かかります。旅程ギリギリにならないよう気を付けましょう!

またパスポートの有効期限がまだ先だから大丈夫!ではないです。

行き先の国によりますが、パスポートの残存有効期間が3~6ヵ月以上あることが求められる場合が多いです。(私の住んでいるベトナムの場合は6ヶ月!)有効期限が足りていない場合も、早めの更新を済ませておきましょう。

渡航先はビザや電子渡航認証システムが必要かどうか確認

日本は5年連続で世界のパスポートランキング首位を獲得しており、ビザを取得せずに渡航可能な国が多いです。

しかし、国によってはビザや電子渡航認証システム(例:アメリカのESTA 、オーストラリアのETAなど)への登録が必要です。その国の在日大使館・領事館や旅行会社などに事前に確認し、必要な場合は余裕を持って申請・取得しましょう。ビザ取得までの審査期間はバラバラで最長3ヶ月かかることもあります。私の経験上、ビザが必要な国の大使館・領事館はとても混雑しているので、申請に行くにも時間に余裕を持って行きましょう。

また電子渡航認証システムは基本的に72時間以内で発行されますが、システムトラブルなどで遅れる可能性もあるため、なるべく早めに申請を済ませておきましょう。

航空券の名前の確認

よくあるトラブルがパスポートと航空券の名前の表記が異なっていること。スペルミスや苗字と名前が逆など、名前が異なっていると航空機に搭乗できないので予約の際は注意してください。間違えてしまっている場合はすぐに航空会社へ連絡しましょう。

お金の準備

旅行中の滞在費としてクレジットカードと現地通貨は必ず用意しておきましょう。

コロナ禍で世界的にキャッシュレス化が進んだとは言え、場所によってはクレジットカードが使えない可能性があります。またカード会社によっては決済できない場合もあります。現地通貨も必ず持っておきましょう。現地通貨の両替に関しては日本でした方がいい場合と、現地でした方がいい場合があるので、そちらも調べておくといいと思います。

ちなみにベトナムは現地での両替が断然お勧めです。

海外旅行保険は?

「海外旅行保険」と言うとケガや病気に備えておくものというイメージが強いかもしれませんが、旅先での盗難持ち物の破損(自分の物だけでなく、他人のものを破損してしまった場合も)などの補償にも備えられるものです。

まずは自分の持っているクレジットカードに海外旅行保険が付帯しているかどうか確認しましょう。「旅行先で到着○日以内にクレジットカードを使用していること」が条件であったり、補償内容もカードの種類により違うのでそちらもチェックしてください。

カードに海外旅行保険が付帯していない、付帯の補償内容では不安な場合は海外旅行保険に加入しておきましょう。事前にネットや旅行会社、出発前空港で加入することも可能です。

持ち物は?

基本的な持ち物

パスポート、航空券、スマホ(と充電器)、現金、クレジットカードがあれば、よほど僻地でない限り最悪どうにかなります(笑)。が、万が一スマホがなくなった時のために、紙ベースでも緊急連絡先を控えておきましょう。

その他、常備薬や変換プラグ、化粧品など普段使っているものや寒い地域なら防寒具、たくさん歩く予定なら履き慣れた靴や動きやすい服装、ポケットティッシュやウェットティッシュなど、行き先に合わせてチェックリストを作ってみるといいかもしれません。

レンタルWi-FiやSIMカードは?

旅先でのスマホのインターネット接続のためにレンタルWi-FiやSIMカードなどを用意しましょう。

事前手配でもいいですし、SIMカードは大体現地の空港で滞在日数に合わせて簡単に買えます。

私の住んでいるベトナムや東南アジアの国では無料Wi-Fiスポットも多いですが、移動中のインターネット利用のためにも、レンタルWi-FiやSIMカードがあると便利です。モバイルバッテリーもあると更に安心かもしれません。

旅行当日

空港へは出発2時間前へ

出発2時間前には空港に到着しておきましょう。国際線ではチェックインや出国手続きなど、時間がかかる場合があります。事前にオンラインチェックインができる航空会社であれば、チェックインを済ませておくとよりスムーズ&安心です。

預け荷物と機内持ち込み手荷物

航空機チェックイン時に預け荷物の手続きを行います。

機内に持ち込む予定の手荷物に、持ち込み禁止のものが含まれていないか必ず確認しましょう。液体物や小さなハサミなど、機内への持ち込みに制限があります。

また預け荷物に入れてはいけないものもあり、発火の恐れがあるものライターやモバイルバッテリーなどが代表的です。

利用する航空会社や出発地によって規定が異なる場合があるので、事前に利用する航空会社のウェブサイトなどで確認しておきましょう。また電子機器などは保安検査時にバッグから出す必要があるため、出しやすいようにしておきましょう。

出発時刻の変更やゲート変更に注意!

チェックイン・保安検査・出国審査を無事に終えて一安心…ですが、搭乗ゲートや出発時刻が変更になる場合もあるので、空港内のアナウンスやインフォメーションボードはチェックしておきましょう。

機内での注意事項

長時間のフライトで気をつけたいのが「エコノミークラス症候群」です。

食事や水分を十分に取らない状態で、車や航空機などの狭い座席に長時間座っていて足を動かさないと、血行不良が起こり血液が固まりやすくなります。

ゆったりとした服装、こまめな水分補給、ふくらはぎをたまに揉んだりトイレなどで席をたった際に軽くストレッチするなど、同じ体勢でずっといないようにしましょう。

現地での注意

お金関係

現金は盗まれても海外旅行保険で補償されません。

多額の現金や貴重品を持ち歩かない、財布の中を他人に見せない、財布以外の場所に分けて持つなどすることをお勧めします。また会計時に金額通りの会計がされているかの確認も必ずしてください。クレジットカード決済の場合も気をつけましょう。

現地の治安のチェック

旅行先の犯罪率、危険なエリア、犯罪被害(強盗、盗難、ぼったくり)の手口などは事前に確認しておきましょう。また夜間はなるべく出歩かず、人通りが多い道を歩くように気を付けてください。

移動の際は営業許可を得ていない、いわゆる「白タク」の利用は避け、正規のタクシーを利用しましょう。

知らない人から「荷物を預かって行って欲しい」などの依頼を受けた場合は、はっきりと断りましょう。麻薬など「運び屋」として利用されるケースもあります。

食事や飲料

海外は硬水の国が多く、水道の水が飲めない国も多いので、ペットボトルの水を購入して飲みましょう。衛生状態の悪い国では、生野菜や氷にも注意が必要です。屋台やローカル料理にも挑戦したい!という場合はお客さんがたくさん入っているところを選びましょう。

まとめ

はじめての海外旅行に不安はつきもの。私は初めての海外旅行でいきなりヨーロッパに行ってしまい、長時間のフライトと緊張と不安がありましたが、どうにかなりました。

事前準備だけでなく、渡航先の日本大使館や、利用した旅行会社等の現地支店の場所や連絡先を確認しておくと、多少は不安が軽減されるのではないでしょうか。

皆さんの初海外が充実した楽しいものになりますように!

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