【オペラの世界へようこそ】高校生におすすめ!初心者が楽しめる鑑賞方法をご紹介!
「オペラは難しい!」という印象をもつ方がいます。しかし、一度オペラの世界に入ってしまえば、あなたもオペラ芸術鑑賞のプロです!一歩大人になった気分が味わえること間違いなし!
そして、オペラはいつ観ても、何回見ても奥深い芸術です。オペラの見どころを掴んで、休日には有意義なオペラの芸術鑑賞に浸ってみるのも良いでしょう。
目次
オペラってそもそも何?
オペラを簡単には伝えきれませんが、オペラの一番大きなポイントは“古くから変わらない教え”です。
オペラは人間の性質や古くからの言い伝えをリアルに表現しています。
オペラは大きく2種類、喜劇のオペラ(Opera buffa/オペラ・ブッファ)と悲劇のオペラ(Opera seria/オペラ・セリア)があります。
喜劇のオペラは、滑稽なオペラともいわれます。信じ続けたり、想い続けることで、転機が訪れ幸せになれる内容の中で面白さも入っている演目です。
悲劇のオペラは、強すぎる欲や悪意により引き起こされる人間の崩壊劇。悲劇のオペラは、残酷ですが人間としてのあり方を考えさせられます。
オペラから得られるメリット
オペラを観て得られるメリットは着眼点によってさまざまです。
★人としてのあり方を学べる
★タイムスリップしたかのように時代背景を感じられる
★生演奏のオーケストラとオペラの歌唱で臨場感あふれる劇を楽しめる
★音楽の感性が高まる
学生の場合は、2,000円ほどで鑑賞できます。大人になると、一番安くても4,000〜といった料金になります。学生のうちに鑑賞するのがおすすめです!
高校生のためのオペラ鑑賞方法
オペラはイタリア語、ドイツ語、フランス語、日本語などがあります。オペラの発祥はイタリアです。各国語にそれぞれ発音の響きや発声方法が違いますが、気になる演目から鑑賞するのも良いでしょう。
高校生に向けたオペラ芸術鑑賞法をまとめました!
⭕️日常では聞けない生演奏の歌声とオーケストラの臨場感を楽しむ
⭕️演目の舞台となる国の文化に触れる
⭕️演目独自の世界観に浸る
⭕️日常では観られない芸術鑑賞で人のあり方を学ぶ
⭕️語学に触れてみる
⭕️オペラでしか聞けない歌唱の響きを楽しむ
などなど・・・
高校生におすすめのオペラ
さまざまなオペラがあるので、公演予定のものから気になる演目を選んでみるのがおすすめです!どのオペラにも名曲や、世界観があります。
中には、生々しいものや、グロテスクなものもあります。どれも素敵な作品ですが、今回は高校生に向けて分かりやすく、優しめな演目を少しだけ紹介します。
滑稽編(Opera buffa/オペラ・ブッファ)
愛の妙薬(イタリア語)
内容が分かりやすく、特に結末が面白い。
フィガロの結婚(イタリア語)
人間関係が複雑で内容は難しいが、モーツァルトの美しい旋律が楽しめる。
魔笛(ドイツ語)
名曲「夜の女王のアリア」が楽しめる。
悲劇編(Opera seria/オペラ・セリア)
蝶々婦人(イタリア語)
ストーリーがとても分かりやすく、日本が舞台なので日本の美しい文化に魅了されるような演出。音楽は、日本の旋律で創られ、「さくらさくら」「君が代」などの日本の音楽が何度も歌われる。
椿姫(イタリア語)
序盤に名曲「乾杯」が歌われる。主人公ヴィオレッタの言葉が美しい。世界でも人気が高いオペラ。
ロメオとジュリエット(フランス語)
フランスならではの綺麗な旋律。ロメオとジュリエットが結ばれる予定が、切ない結末になる。
ココに注意!オペラ団体の選び方
大きな会場になると、舞台の両サイドに字幕がつきます。なので、外国語でも日本語字幕を確認しながら鑑賞できます。一方で、小さな舞台では字幕がないことも…。字幕があったほうが断然に良い鑑賞になるでしょう!
【日本のおすすめオペラ公演情報サイト】
二期会
🔻日本の馴染み深い演出や音楽で入りやすいオペラです。
藤原歌劇団
🔻2020年の公演では、ウイルス感染対策で予防のマスクを着用して行われています。
新国立劇場
『高校生のためのオペラ鑑賞教室』
ちなみに私は、東京上野にある「東京文化会館」で国内・国外のオペラを鑑賞していました。学校から近かったので、情報が入りやすく観に行きやすかったためです。
東京文化会館も大きなホールなので字幕がついています!一度鑑賞すると、海外の公演チラシもいただけます。
世界情勢にもよりますが、現地のオペラ団体とオーケストラが出張公演をすることもあります。
チケットが高くはなりますが、イタリア、ドイツ、フランスなど本場のクラシック音楽は格別です。
そんな絶好の転機がある際には、ぜひ本場のオペラも鑑賞してみてくださいね。
最後に
この記事を読んだあなたなら、オペラの世界を楽しめます!
先にどんな内容かを調べておくと分かりやすくなります。また、オペラ鑑賞後にもオペラの内容を再度調べみてください!奥深さを知ってさらに充実した鑑賞になること間違いなしです。
一人でも、家族や友達とも、歴史あるオペラの芸術鑑賞を楽しんでみてください!
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