趣味がない理由ー8月編集後記

先月LICOが私の長年の悩み「趣味がないこと」についてすんばらしい見解を示してくれました。あのあと、なぜ自分には趣味がないのか、について改めてじっくり考えてみたのですが、1つ答えの候補がでたのでそれについてお話ししてみます。

ちなみにLICOが言っていたように、私の中での趣味の基準は高いらしいです。でも私にとって趣味は、それに対して語れるくらいの知識と熱意があることだと思っているので、飽きっぽい性格の人間に趣味ができないのも当然っちゃ当然なんです。

趣味=その人の印象

LICOの趣味はカメラ。

そもそも人々が趣味は?を聞く理由はなんなんだと思い考えました。趣味がない私からすると、趣味を聞かれるたびに何でそんなこと聞くのよという気持ちです。(しかもないというと話が広がらず気まずくなる)

でも趣味を聞けば、その回答に対して自分が持っているイメージを元に、相手への1つの印象がつくられます。例えば、初対面の人に「お菓子作りが趣味です」と言われたら、「あ、女の子らしい子だな」「カフェとかよく行きそうだな」といった具合に、私が抱くお菓子作りのイメージからその子の印象が形成されていくのです。

つまり趣味はその人の印象をつくりだすもの。

私に趣味がない理由はこれかもしれません。

こういう人というイメージを持たれたくないとどこかで思っている。

もちろんさっき例にあげたお菓子作りの流れは、私の個人的な偏見もありますし、年齢や性別、服装によって抱く視覚的な印象によっても変わると思うので、全員が同じようイメージを持つとは限りません。ですが、趣味を言うことでそれに対して相手が持っているイメージと結びつき、相手の中でワタシの印象ができあがります。たとえそれが本当の自分とかけ離れていてもそうなります。

LICOの写真はとってもすてき。

だから、趣味は?と聞かれたときの回答って無意識にすごく慎重になって選んでいると思うんです。

みなさん適当なこと言いませんよね? 本当に趣味だとしても、場面や相手によって回答を少し変えたり、持たれたくないイメージのものはあまり言わないんじゃないかなと思います。

なので、私は自分が「そういう人」として誰かの印象に残るようならば、趣味がなくてもいいかもと思います。
だって自分でも自分がよくわからないんですから、勝手に印象を抱かれるよりはよくわからない人でいた方が自由で気楽です。

とか言いつつもやっぱり趣味は●●ですと自信を持って言えるようになりたい!という願望と憧れはあります。

ここまで書いて今更ですが、印象を作り出すのって当然趣味だけじゃないよなと思います。

趣味の影響力とは…ただこれはもうラジオトークしたいレベルですので、今回は切り上げますね笑

趣味がない人たち、これからも一緒に趣味探ししましょ。

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