衝撃で身体が宙を舞う 自転車事故のヒヤリハット経験
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自転車でスピードを出しすぎた!
小学生の夏の日のことです。私はいつものように自転車で学校付近まで遊びに行っていたのですが、さっきまであんなに快晴だったのになんだか雲行きが怪しい。
そうこうしているうちに雨が降り始めてしまいました。「さっきまで晴れていたのに…身体が濡れる!」そう思った私はダッシュで帰宅を決意、自転車を全速力でこぎ始めました。
そのときです。
スピードを出しすぎた私は雨で滑ったこともあってカーブで曲がれないのです。
木の柵にぶつかる!
ガチャーン!
気が付いた私の身体は空中にありました。
自転車事故、不幸中の幸い
気が付いた私の身体は空中を舞いそのまま地面にたたきつけられました。痛いというか息ができない…まさに悶絶です。
自転車はどこへ行ったのでしょう?
なんと木の柵にぶつかった自転車は前輪が柵の隙間に挟まっていました。
不幸中の幸いだったのが裏道だったことです。
木の柵にぶつかったことで身体は投げ出されましたがその先は車道ではありません。1日に何十人も歩いていない裏道です。車にひかれることはありませんでした。
小学生特有のプライド?
小学生の頃って「ギアが何段あるとか」「ブレーキを踏まない」のがかっこいいと思いがちですよね。
私も雨が降ってきたというだけでなく普段からスピードを出して楽しんでいました。確か親に速度計を買ってもらって自転車に着けていた時期もあります。
雨だから家に帰る時こそ自転車から降りて歩いたり、どこかに雨宿りしたり…「急がば回れ」精神を学んだのは大人になってからです。
木の柵にぶつかっても何事もなかったのは幸いですが、万が一表の道だったら私は今こうして文章を書いていなかったもしれません。人生の分岐点というのは予想だにしないところにあるのかもしれませんね。もちろん今はそうした反省もあてか無事故の安全運転、ゴールド免許なのはちょっとした自慢です。
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