曲がり角には危険がいっぱい!ちょっとの油断で事故にあったケース
住宅街の曲がり角や十字路交差点には危険が潜んでいますよね。
団地内など家が並ぶ住宅地は、比較的細い道が続きます。道が細いことから、車もスピードを出して走ることはほとんどないため、歩行者や自転車にとっては安心して通行できる道と言えます。
しかし、この安心感が時に油断や気の緩みにつながり、結果として交通事故という危険を発生させることも!
今回は、そんな住宅街の交差点でヒヤッとした自転車の運転についてお話します。
目次
見通しの悪い交差点、ちょっとの油断が事故のもと
その日は晴天で前方の見通しの良い状況でした。住宅地の細い生活道路なので、車も速度を落として走っていました。私は自転車を運転していましたが、天候も良く、走り慣れた道路なので、交通ルールに則って普段と同じように走っていました。
ところが・・・。
この道には1ヶ所だけ左右があまり見通しの良くない十字路があります。
いつもなら速度を落として注意して進むところですが、気の緩みからちょっとだけ速度を落として直進しようとしたところ、左方向から自転車が!
あっ!危ない!!
互いに相手の存在に気がついてブレーキと急ハンドル!!
なんとか大事故にはならなかったものの、避けきれずに軽くぶつかってしまいました。
自転車同士で衝突
私は転倒したものの、幸いにもカスリ傷程度でした。相手の方は転倒することはありませんでしたが、反対側の金網フェンスに倒れ込んでしまいました。
どちらともなく「すみません!大丈夫ですか?」と声を掛け、相手のケガと自転車の状態を確認。とくに大きなケガもはなく、軽いかすり傷程度でした。自転車も、お互いに前カゴがちょっとへこんだ程度で、簡単に直るので助かりました。
とにかく、大きなケガも破損も無くホッとしたのを覚えています。
ところで、なぜ衝突したのか。
結論から言えば双方の不注意ですが、どちらも「見通しの悪い交差点で、十分にスピードを落とし確実な安全確認を行っていなかった」ことです。
お互いにミスを認め別れるも…
この時は大事に至らずに事が済んで良かったのですが、もし相手方が車だったり、事故時の状況が少しでも違っていたら…と思うと怖いですね。
もし転倒して強く頭を打ってしまっていたら・・・、死亡したりケガによる後遺症が残ってしまい大変なことになったかもしれません。車道に転倒して際に走行中の自動車にひかれてしまう可能性もありますよね。今回は大丈夫でしたが、事故当時は何もなくても後から大きな症状が出るかもしれません。
後で冷静に振り返ってみると、ゾっとしました。
いつもの道路をいつものように走っていても・・・交通事故は起こりえますね。
そう考えると、ルールを守ることはもちろん、万が一のために自転車保険への加入などの備えがあれば、安心感が違うんだろうなと思いました。
この記事へのコメントはありません。