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目指せ音大合格!普通科高校から音大を目指す6つのポイント【音大卒の筆者が体験談を元に紹介】

音大へ行ってみたい!演奏や音楽好きの学生なら一度は考えるでしょう。

しかし、音大には厳しい審査基準が存在するため、合格するためには独自の戦略と準備が必要となります。

この記事では普通科の高校から音大へ進学したい方に向けて、チェックすべき6つのポイントを紹介していきます。私も普通科の高校から音大へ進学したので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

そもそも音大って普通科の高校から目指していいの?

私は、普通科からの音大受験はむしろ強みになると考えています。

普通科からの編入生は、音大付属高校に通っている学生よりも、一般科目を必然的に多く履修しています。ミュージシャン以外の仕事に就く場合は、SPIや作文などの試験で学力が必要です。

学力と演奏技術を組み合わせて、自分だけの強みを作りましょう。

1.受験予定の音大の教授に師事しよう

音大の教授は、豊富な専門知識と経験を持っています。彼らは長年にわたり音楽の道を歩んできた専門家であり、技術や表現力を向上させるために貴重な指導をしてくれるでしょう。音大の教授から直接教えを受けることで、音楽の理論や技術的な側面についてより深く理解することができます。

音大の教授にレッスンしてもらう方法は、①大学経由で連絡を取る②音楽教室での紹介の2つのパターンがあります。

どちらでも問題ありませんが、音楽教室での紹介は教授の情報が共有されているので、イメージ通りの教授に出会える確率が上がります。

2.実技試験の対策を徹底しよう

実技試験では、自分が得意とする曲目を選ぶことが重要です。自分の個性や技術を最大限に発揮できる曲を選びましょう。また、試験で求められるレベルを把握し、適切な曲目を選ぶことも大切です。

人にもよりますが、課題曲を音大合格のレベルまで持っていくには数ヶ月かかります。止まらずに演奏しきる技術はもちろん、楽譜の解釈、表現技法などさまざまな観点から演奏のクオリティを上げていきましょう。

大学によってはレッスン形式の試験の場合もあります。レッスン形式は、演奏した楽曲をリアルタイムで修正、最適化していく試験となっています。途中から弾くのが苦手な方や、スピードを変えられない方は前もって練習していきましょう。

3.音楽的な表現力をアップさせよう

音大では技術だけでなく、音楽的な表現力も求められます。自身の演奏に感情や作曲家のメッセージを込めるために、楽曲の解釈や表現に取り組みましょう。作曲された年代についての理解を深めたり、他の演奏家の演奏を聴くことで、音楽的な理解を深めることができます。

フレーズ単位のダイナミクスはもちろん、音色の変化も表現の重要な要素です。演奏の中でダイナミクスの変化を意識し、楽曲の流れや感情に合わせて音の強弱を自在に操ることが求められます。音色の変化(明るさ、暗さ、柔らかさ、鋭さなど)を曲の中で意図的に変化させ、楽曲に適した音色を選ぶことも重要です。

4.専門知識と音楽理論の習得

音大では、高度な音楽理論や専門知識が求められます。楽典や和声、旋法などの基礎をしっかりと学び、理論的な知識を深めましょう。和声のルールに基づいたコード進行や和音の分析、リズムパターンの反復練習などを定期的に行うのがおすすめです。

参考書を使った学習や、和声や複旋律の楽曲の採譜など学習方法は様々です。自分に合った方法で音楽理論を身につけましょう。

5.大学の講義に参加してみよう


志望校の講義を受けることで、学校の専攻や学科についての情報を得ることが可能です。音楽大学には様々な専攻が存在し、それぞれの専攻に特化した講義が行われています。志望校の講義に参加することで、自分の興味や適性に合った音大選びの情報が得られるでしょう。

また、実際に講義を受けることで、現状のレベルが志望校に足りているかどうかを確認することもできます。講義の難易度と自分の理解の程度を比較することで、現在の実力と志望校の求める水準の差を把握することができます。自身の成長に必要な努力や準備を見極めることができ、具体的な対策がしやすくなります。

6.ポートフォリオの充実とコンクール経験

作曲の入学試験では、自身の演奏や作品を提出する場合があります。

そのためには、演奏や作曲のポートフォリオを充実させる必要があります。可能であれば、公演やコンクールに参加し、実績を積みましょう。ま

た、作品を録音や映像として保存しておき、自身の成長や表現力をアピールできるポートフォリオを作り上げることも重要です。

まとめ

要点をまとめると以下のようになります。

  1. 受験する音大の教授にレッスンしてもらう
  2. 楽典やソルフェージュの学習
  3. 練習の量や質の向上

音大合格には継続的な練習、専門知識の習得、ポートフォリオの充実、そして先生のフィードバックが必要です。

受験までに課題は多くありますが、受かりたい意思があれば必ず乗り越えられます。諦めずに前に進み、自分の才能と情熱を最大限に発揮することが大切です。

合格への道は険しいかもしれませんが、努力と信念を持って取り組むことで、きっと志望校に受かるでしょう。

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