こんにちは！ベトナムの寺内です。
今回皆さんにご紹介するのは、日本のIT企業からベトナム・ダナンへ赴任し、現在は新規事業としておにぎり屋さんやお土産屋さんの立ち上げから運営をしている白濱李子(しらはまりこ)さんです。
海外に興味を持ったきっかけは？学生時代の過ごし方のアドバイスなど、皆さんの参考になるお話を聞いてきました！
目次
白濱李子さん
1992年生まれ、福岡県出身。西南学院大学商学部卒業。
大学生の頃から海外に興味を持ち、海外旅行や短期語学留学を経て、オーストラリアへのワーホリを決意。大学3年次に大学を休学し、オーストラリアのシドニーへワーホリとインターンへ行きました。
大学卒業後は株式会社ヒューマンクレストへ入社し、約1年間の法人営業を経て、ベトナム・ダナン(グループ会社Japan Quality Co., Ltd.)に2018年に赴任。
現在はJapan Quality Co., Ltd.の新規事業担当マネージャーとして、おにぎり専門店「ONIGIRI CAFE NGON」やお土産店「Sunglow」の立ち上げから運営までされています。
今回はそんな白濱さんから貴重な話をたくさんお聞きすることができました！
海外での経験
語学留学からのオーストラリアでのワーホリ
──学生時代の海外経験ときっかけを教えてください。
白濱さん 大学時代から海外に興味を持つようになり、海外旅行が趣味になりました。そして大学2年生の時にアメリカのロサンゼルスへ1ヶ月間語学留学へ行きましたが、自分の英語力はまだまだだと思ったことから、大学3年次に休学し、オーストラリアのシドニーへワーホリに行きました。
──オーストラリア・シドニーでの生活はいかがでしたか？
白濱さん とてもよかったです。それまで日本では同世代としか関わることしかなかったのですが、オーストラリアでは世代や国籍を超えて友達をつくることができ、価値観が変わりました。当初はワーホリ中の1年間の休学予定でしたが、ビザが更新できると聞き(※)休学をさらに1年延長しました。
──では2年間オーストラリアにいらしたのですか？
白濱さん それが結局ビザの更新ができず。1年3ヶ月が経つ頃にビザの更新ができないとなり、既にオーストラリアの旅行会社での仕事が決まっていましたが、一旦日本へ帰国し、休学期間が終わる前の最後の3ヶ月間はそのオーストラリアの旅行会社でインターンとして働きました。
※オーストラリアでは最大3回までワーキングホリデービザが取得可能。しかしセカンド、サードワーホリビザには初めてのワーホリビザの他にいくつかの条件をクリアしなければ取得できない。
詳しくはこちら
就活とベトナム赴任
──その後日本での就活はいかがでしたか？
白濱さん はじめは旅行会社への就職を希望していましたが、説明会などを経てどこに配属されるかわからなかったり、本当に自分がやりたいことができるのか疑問に思うようになりました。
そんな中、夏休みに都内で行われた就活の合同説明会へ参加した際に、株式会社ヒューマンクレストの存在を知りました。海外展開をしている中小ベンチャー企業で、会社とともに自分も成長できると思い、入社を決めました。
──入社から約1年でベトナム・ダナンに海外赴任されているようですが、珍しいですよね。
白濱さん はい、自分でも入社前から海外赴任を希望していたのですが、こんなにすぐに来れるとは思っていませんでした(笑)。ちょうどダナンオフィスで海外法人営業の立ち上げがあったので、タイミングがよかったのだと思います。
──2018年10月に赴任されてから、ITの法人営業だけでなく新規事業の立ち上げや運営なども行われていて凄いですね。なぜ「おにぎり専門店」と「お土産屋さん」を新規事業として選ばれたのでしょうか。
白濱さん 2023年3月にオープンした「ONIGIRI CAFE NGON」は日系企業として日本文化を伝えたいという思いから、日本人にとってのソウルフード“おにぎり”に特化したお店を始めました。
また2023年10月にオープンした「Sunglow」は各国からの旅行者の多いダナンで、思い出になるものを販売したいと考えたからです。
ITの法人営業として入社しましたが、ベトナムに来てからさまざまな業務に携わることができて楽しいです。
やりたいことがわからない10代へー違う環境へ身を置いてみる
白濱さん 私の場合、人生を大きく変えたのはオーストラリアでのワーホリ経験です。
日本にいたときは、他の人と同じレール…例えば大企業で働きたい、という考えでしたが、ワーホリ時代に出会った人たちと仲良くなったことで視野が広くなり、もっと自由でいいんだと感じました。
“海外で働きたい”と目標が明確になったのもこの経験のお陰なので、やりたいことがまだ見つからない人はいつもと違う環境へ身を置いてみるといいかもしれません。
“自分を愛すること”とは？ー“自分の好きなことをする”
白濱さん “自分の好きなことをする”ですね。
ワーホリで知らない環境に1人、周りと打ち解けるのが難しい・同世代もいないという状況で、自分が「笑ってないと生きていけない」性格だと実感しました。
私は友達とわいわいやっていると幸福度が上がるので、これからもそうして楽しく過ごしていきたいです。好きなことをすることが、自分を愛することに繋がると思います。
まとめ
貴重なお話を聞かせてくださった白濱さん、ありがとうございます！
今後、「ONIGIRI CAFE NGON」と「Sunglow」では日本人の大学生のインターンも募集するかもしれないとのことです！気になる方はぜひInstagramのフォロー＆DMをしてみてくださいね。
ONIGIRI CAFE NGON Instagram（ @onigiricafe_ngon ）
Sunglow Instagram（ @sunglow.danang ）
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