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学生総合保障制度③ メリットとデメリットは?

学校に入学すると学生総合保障制度(学生総合補償制度、学生総合保険などとも)に加入をお勧めされます。学校からすすめられることもあれば、ポストに投函されていたり…。学資保険と間違いやすいのですが学生総合保障制度は「学生の時しか入れない」とてもお得な保険なんです。

この記事では、大学生が「学生総合保障制度」に加入するメリットとデメリットについて紹介していきます。

そもそも学生総合保障制度は、学生生活におけるさまざまななトラブルに対する補償を行う大学生・専門学生向けの保険制度です。大学生・専門学生になるとこれまでの生活に比べて自由度や選択肢、行動範囲が大きく広がると同時に、直面するリスクの可能性もまた格段に高まります。

具体例としては、大きく以下の5つが考えられます

学生生活の五つのリスク

  1. 本人の怪我・病気
  2. 扶養者・ご家族の怪我・病気
  3. 他人への怪我・賠償責任
  4. 一人暮らしにおける火災や盗難
  5. その他のトラブル(いじめ、SNSトラブル、ストーカー被害など)

これらのリスクに対する保険は、生命保険・医療保険・損害保険・火災保険などそれぞれの事例に応じて様々な種類のものがありますが、「学生総合保障制度」は上述した五つのリスクに幅広く対応する総合的な保険制度になっています。

では、他の保険にはない「学生総合保障制度」のメリットはどこにあるのでしょうか?

学生総合保障制度の4つのメリット

①いじめ、SNSトラブル、ストーカー被害にも対応

学生生活におけるイジメ被害や、SNS上でいわれのない誹謗中傷、ストーカー被害など、法的トラブルにあったときの弁護士費用がサポートされます。
(オプション契約「弁護のちから」によるもの)

② 自転車の賠償事故にも適応

世間一般では大学生・専門学生は大人として見做されるため、自動車・自転車・バイクの運転事故によって数千万円の賠償金を支払わなくてはならないケースも出てきています。

通学中に自転車事故で他人に怪我をさせてしまった場合でも保険金が支払われる点は、「学生総合保障制度」のメリットの一つです。

とくに昨今では、「ながらスマホ」による大学生の交通事故が増加傾向にあり、また警視庁交通局によると交通事故に発生状況は、20歳から24歳までの事故が最も多いことからも、保険に加入して不慮の事故のリスクに備えておく必要があると言えるでしょう。

③新型コロナウイルスに感染した場合も補償

withコロナの新生活に必要なサービスが含まれていることも「学生総合保障制度」の魅力です。新型コロナウイルス感染症(COVID−19)も、学生が補償期間中に発症した病気治療のため、入院や手術が必要となった場合に保険金が支払われる「病気の補償」の適用範囲内となっています。

④Webで契約・決済が完結

「学生総合保障制度」は、契約・決済をWEBで完結させることができる数少ない学生保険の一つです。

「Web契約サービス」によって非対面・非接触で加入手続きが可能な点は、withコロナ時代にとって大変使い勝手の良いものであると言えるでしょう。

上記メリット以外にも、火災による損害賠償責任や盗難被害を補償する「ひとり暮らし学生用プラン」、学生および扶養者・ご両親のライフスタイルに応じた「プレミアムプラン」「安心プラン」「節約プラン」など補償内容・保険期間によって様々な契約プランを選択可能な間口の広さも「学生総合保障制度」の大きな魅力です。

なお、同じような保険制度としては、代表的なものに大学生協による「学生総合共済」があります。

その主な補償内容は、上記では①、②のケースにあたる本人およびご両親の医療保障+死亡保証ですが、月額の賭け金が安い分、保険金の支払額も少なめになっています。

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