いくつ知ってる?ロック好きにおすすめしたい邦楽ロック5選
いつもとちょっと変わったバンドを聴いてみたい、そう思うことはありませんか?いざ探そうとしてもどうやって見つければいいかわからない方も多いかと思います。今回の記事では新しいバンドに出会いたい方向けに、メディアにはあまり映らないものの魅力的なバンドを紹介していきます。
目次
①Yellow Studs
Yellow Studsはテクニカル系ガレージロックバンド。ガレージロックにピアノやコントラバスなどのジャズの要素を加えた音楽性が大きな特徴。しゃがれたボーカルのハードさとジャズ感溢れるテクニカルなピアノが合わさった上品さと激しさのあるサウンドは唯一無二の魅力があります。歌詞は等身大の自分がテーマの楽曲が多く、あえて取り繕わないカッコよさのあるバンドです。
・おすすめのアルバム『DRAFT』
ガレージロックバンドらしい硬派でアップテンポな楽曲の多いアルバム。歌詞も明るい曲が多く、落ち込んだ時におすすめの1枚。
②SiM
SiMはレゲエ系パンクバンド。レゲエとパンクを融合させる事によって生まれた重低音とドープなサウンドが特徴的。一見マニアックな音楽性ですが、レゲエの力強さを正統派の邦楽ロックに落とし込んだ聴きやすさがあります。また、テクニカルな要素も強く、スカ(ジャマイカの音楽)のフレーズを取り入れた楽曲や、クリーンなボーカルとデスボイスを巧みに使い分けるなど表現の幅の広さを感じさせる技巧派のバンドです。
・おすすめのアルバム『THANK GOD, THERE ARE HUNDREDS OF WAYS TO KiLL ENEMiES』
純粋なロックらしい楽曲からレゲエやスカ風の楽曲など1枚通しても多くの音楽性の楽曲が収録されたアルバム。アグレッシブな楽曲が多く、ランニングなど運動しながら聴きたい1枚。
③RED ORCA
RED ORCAは近未来的なロックバンド。ロックにトランスの要素を加えた透明感のあるサウンドが特徴的。変則的なドラムやスラップを多用したベースなどの驚異的な演奏で表現される人力のトランスは、テクニカルさもありながら生音らしい柔らかさも兼ね備えた他にはないサウンドを生み出しています。RED ORCAはリーダーが映画音楽を作ることになって生まれたバンドということもあり、1曲の中でも多くの展開がある聴き手を飽きさせない楽曲が魅力のバンドです。
・おすすめアルバム『WILD TOKYO』
ハードコアでアップテンポな楽曲の多いアルバム。テンションを上げたいときにおすすめの1枚。
④特撮
特撮は大槻ケンヂがボーカルのロックバンド。レトロ感がある独特の世界観を演出する歌詞と、プログレッシブロックやパンクを踏襲した予測できない曲調が特徴的。長い前奏やテクニカルなピアノなどのプログレッシブな演奏が表現する筋肉少女帯とは違うより前衛的な世界観を楽しめます。洋楽プログレッシブロックのような難しい要素をいくつも詰め込んだ上で、なお不思議と聴きやすさのある楽曲は大槻ケンヂの音楽歴の長さを感じさせるバンドです。
・おすすめアルバム『Agitator』
切れ味の強い楽曲が大半を占めるインパクトの強い1枚。新しい音楽性に出会いたいときにおすすめのアルバム。
⑤9mm Parabellum Ballet
9mm Parabellum Balletは正統派のロックバンド。歌謡曲風とも言われる朗々と歌われる叙情的なメロディとアグレッシブなギタープレイ、テクニカルなベースラインはハードロックに昇華したJPOPのような印象があります。ライブ感のある荒々しいギターでサビに向かって盛り上げられる楽曲が多く、ライブに行きたくなるバンドの1つです。
・おすすめアルバム『TIGHTROPE』
9mm Parabellum Balletの持つメロディアスな部分を十分に感じられる1枚。美しい中にも哀愁のある楽曲が多く、これからの季節にもおすすめのアルバム。
それぞれのバンドを10代におすすめしたい理由
・Yellow Studs
ガレージロックとジャズを融合させたクリエイティブなサウンドが選出理由。コントラバスやピアノなどが編成されたロックの概念にとらわれない演奏は唯一無二の魅力があります。
・SiM
チャラさの中から垣間見えるアカデミックな要素が選出理由。ロック好きはもちろん、音楽の知識が増えれば増えるほど楽しめます。
・RED ORCA
ロックを新しいステージに昇華させたテクノロジー寄りのサウンドが選出理由。ロックが生まれて50年以上経ってもまだまだ新しい音楽性が生まれる、そんな驚きのあるバンドです。
・特撮
予想できない曲調や独特の歌い方、語りを取り入れた新しいジャンルとも言える音楽性が選出理由。 長年の活動で培われたテクニックや楽曲のもつ狂気はぜひ聴いてほしいバンドの1つ。
・9mm Parabellum Ballet
歌謡曲的な哀愁とハードロックが融合して生まれる化学変化が選出理由。美しさと激しさの両方を兼ね備えたバンドです。
まとめ
今回の記事では5つのバンドを紹介させていただきました。紹介したバンド以外にも、Youtubeでよく聴くバンドのおすすめ動画から探してみると多くのバンドを見つけることができます。この機会に新しいバンドを探してみてはいかがでしょうか。
この記事へのコメントはありません。