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本を読んで世界を広げよう~!編集部が選んだ、10代に読んでほしい4冊

本、好きですか?
正直編集部の中の人は本を読むのが苦手で、中高生のころは朝読書の時間に読むくらいでした。
もちろん大学生の時もあまり読んでいなかったのですが、社会人になった今、読んでおけば良かったーと思う場面がよくあります。もっと教養がほしいと思っても中々読む時間を確保できないですし、本が好きな人って考え方も柔軟でどこか余裕のあるかんじがとても魅力的なのです。

本の魅力は体験しなくても色々な世界を知れることだと思います。たった一冊の本を開くだけで、知識だけでなく、感性・想像力・表現力いろんなことに磨きがかかるってすごくないですか?

そんな10代の皆さんへ、手始めにおすすめの4冊をご紹介します!

『14歳からの哲学 考えるための教科書』

著者:池田晶子
出版社:トランスビュー
発売年:2003年

「自分とは何者なのか?善悪とはいったい何なのか?人生の意味とは?
多感な思春期に抱える悩み。自分で懸命に考えても答えの出ない問い。そんな、誰もが感じ苦しむ事柄に手を差し伸べてくれるような一冊です。

著者の池田さんは実際に中学3年生の「生の声、意見」を参考としているだけに、説得力ある内容に。それもオススメの理由ですね。

『13歳のハローワーク』

著者:村上龍 
出版社:幻冬舎
発売年:2003年 

将来の進路を考える時に役立つ一冊かもしれません。
職業といっても、職種や内容はじつに様々。この作品を大人になってから読み、それまで知らなかった仕事の世界を教えてくれました。

「将来こんな仕事に就きたい」という漠然とした考えは浮かんでも、実際にその職業に就くために何をすればよいのか、わかりませんよね。そんな問いにヒントをくれる一冊です。

自分のやってみたい仕事、夢中になれそうな業種。これからの自分の未来を探す“きっかけ”を与えてくれる作品かも。

『チョコレート・アンダーグラウンド』

著者:アレックス シアラー
出版社:求龍堂
発売年:2004年

イギリスが舞台の架空の物語。選挙に勝利した「健全健康党」は、驚くべきことに“チョコレート禁止法”を発令します。結果、国じゅうからチョコレートが消え去ってしまう異常な事態に…。

登場人物のハントリーとスマッジャーは、納得がいかない法律に戦いを挑み、なんとチョコレートの密造を開始。そして“地下チョコバー”なる仕事を始めます。

チョコレートという身近な食べ物を通して、政治の怖さを教えてくれる一冊。政治や、政治家を選ぶ選挙についても考える機会になるかもしれません。

『大人になるってどんなこと?』

著者:吉本ばなな
出版社:筑摩書房
発売年:2015年

この本を読んだ大人が、「思春期に読みたかった本」「10代の教科書」と評価する一冊。

勉強、友人関係、生きること、死ぬことなど...。人生の根幹に関わる大切なことについて、作者の吉本さんが贈るメッセージ的な内容は、きっと10代の皆さんの心に何か響くものがあるはず。

自分の気持ちを上手く表現できない10代におすすめの作品。薄い本なので、気軽に手に取りやすいのも良いところ。

本は悩みや問いにヒントを与えてくれる“先生”

いろんな知識やヒントを与えてくれる本は、ある意味で先生のような存在。多くの本を読めば、自分の探し求めている答えに出会えるかもしれません。

もともと本が好きな人も、そうでない人も、本を通して色々な世界に触れて今のうちから自分の選択肢を広げてみて下さい!

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