今観る、Netflixオリジナル映画【2021年12月】

たまにNetflixオリジナル映画が盛り上がる時期ってあるよね。

パワー・オブ・ザ・ドッグ

  • 製作年:2021
  • 監督:ジェーン・カンピオン
  • なにで観た?:Netflix

美しくて恐ろしい映画にはたいてい美しい自然が欠かせません。説明的な台詞がほぼ皆無なのに加え、不快、不安、美しい映像、不快、不安、美しい映像のリズムで観ているだけで体に力が入ってしまうけど、中盤でいきなりやってくる開放感に気が抜けてしまいました。しかし、それもそれで怖い。ネタバレはしたくないのでこの辺にしておきますが、カンバーバッチ先生、まじでアカデミー賞とってくれ!

舞台は約100年前ですが、マチズモについて考えざるを得ない点でとても現代的な映画ではないのでしょうか。Netflixで観ちゃったけど、まだだったら絶対映画館で観たほうがいい!

浅草キッド

  • 製作年:2021
  • 監督:劇団ひとり
  • なにで観た?:Netflix

浅草のストリップ劇場で下積みをするビートたけしが漫才で売れるまでの物語。今よりも芸人の立場や仕組みがないカオスな環境でのキャラクターたちが立っており、最後まで面白かったです。柳楽優弥はビートたけしにあえて似せず、雰囲気や仕草そのままでやり切るのがすごかったです。

僕たちはみんな大人になれなかった

  • 製作年:2021
  • 監督:森義仁
  • なにで観た?:Netflix

40代の主人公が過去を振り返っていくモラトリアム映画。最近ではBTSのメンバー、RMがストーリーにこの映画を投稿したことで知った方も多いのではないでしょうか?

注目され始めたばかりの伊藤沙莉さんを抜擢したのがすごいと思いました。森山未來さんも20代〜40代の男性を違和感なく演じていて、息の長い俳優さんはさすがでした。CHARAと浅野忠信の娘、SUMIREさんも雰囲気があります。監督はサカナクションのPVを監督してただけあって、日常の映像が美しかったです。

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