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【ウェディングプランナー】フォトウェディング「lua mariage」代表・勝又麻友美さんインタビュー

こんにちは!ベトナムの寺内です。

今回皆さんにご紹介するのは、日本やインドネシアでウェディングプランナーを経験し、現在ベトナム・ダナンにてフォトウェディング会社「lua mariage(ルア マリアージュ)」の代表をしている勝又麻友美(かつまたあゆみ)さんです。

ウェディングプランナーの仕事とは?海外でのフォトウェディングとは?学生の皆さんの参考になるお話を聞いてきました!

勝又麻友美さん

静岡県出身。大学進学とともに上京。

就職してから10年間ウェディングプランナーの仕事を経て、単身でインドネシアのバリ島に渡りオーダーメイドのリゾートウェディングに携わる。

帰国後はフリーウェディングプランナーとして活躍し、その後ベトナムでのウェディングの立ち上げに携わり、これまでに合計約860組のお客様を担当。

2022年11月に「lua mariage(ルア マリアージュ)」を立ち上げ、ベトナムのダナン・ホイアンを中心にリゾート気分と歴史を感じるフォトジェニックな世界遺産の街でのフォトウェディングや挙式を提供しています。

今回はそんなAyumiさんから貴重な話をたくさんお聞きすることができました!

海外での経験

海外に興味を持った学生時代からバリ島へ

バリ島在住の頃 伝統衣装のクバヤを着て

──ベトナムに来る前の海外生活の経験ときっかけを教えてください。

Ayumiさん 大学時代に海外旅行が好きになり、「いつか海外に住んでみたい」と思うようになりました。ウェディングプランナーとして10年間働いた節目で単身でインドネシアのバリ島へ行きました。

──バリ島ではどのようなお仕事をされていたのですか?

Ayumiさん オーダーメイドのリゾートウェディングに携わっていました。打ち合わせ、会場装飾、ウェディングアイテムの買付、オーダーメイドドレスの受注など様々な業務を経験しました。

ベトナム移住から「lua mariage」立ち上げまで

自ら手掛けたウェディングドレスの撮影現場

──日本に戻ってからベトナムに来るまではどのような経緯があったのですか?

Ayumiさん 契約期間の終了後日本へ帰国し、フリーウェディングプランナーとして働き、日系ウェディング会社の立ち上げをきっかけにベトナム・ダナンへ来ました。

しかしこれから、という時に新型コロナウイルス感染症が蔓延し、厳戒な社会的隔離措置などで働けない状況になりました。

──大変でしたね…!そこからダナンでフォトウェディングを立ち上げようと思ったきっかけは何だったのですか?

Ayumiさん 「もう今後はウェディング関係では働かないかも」と思っていましたが、コロナ禍の時間にアクセサリー作りをしたり、骨格診断やパーソナルカラー診断の資格を取得し、これを活かしてウェディングの新しいプランニングができるのではないか、と気持ちがまたウェディングの方向に動きました。

ダナンは近くにビーチも世界遺産もある観光地なので、フォトウェディングには最高のロケーションがたくさんあります。また、シルクで有名なベトナムは縫製産業が盛んなので街中には生地屋さんや仕立て屋さんも多くあります。そこで海外リゾート地では珍しいベトナムならではの特性と今までの自分の経験や資格を活かして、自分でウェディングドレスをデザインし、自社で製作したドレスを持つことで他のウェディング会社との差別化を図れると考え、「lua mariage」を立ち上げました。

ウェディングプランナーの仕事とは

日本でプランナーをしていた時のAyumiさん(右)と担当した新婦さん

──Ayumiさんにとって、ウェディングプランナーはどんな仕事だと思いますか?

Ayumiさん いい意味でも悪い意味でも、とても特殊な仕事だと思います。ウェディング業界では「一生に一度」が決まり文句のように使われる言葉です(今の時代は2回、3回も不思議でないですが)。美容室や飲食店、小売業とは違い、基本的にリピーターのお客様がほとんどいない業種ですが、打ち合わせの中で2人の生い立ちや出逢った時の馴れ初めなど、完全プライベートなところまで話しをしているうちに、お客様とプランナーの域を越えて親密になり、いつのまにか信頼関係を築けることが嬉しいです。お客様からの「ありがとうございます」の重みは、ウェディングプランナーの醍醐味です。そして、何よりお客様の満面の笑顔を見ることができるのは、本当にこの仕事を辞められない理由だと思います。

やりたいことがわからない10代へー興味のあることを見つける

ダナンでのフォトウェディングの様子

Ayumiさん 日頃の生活の中で、自分が興味のあることを見つけることが近道だと思います。私の場合は、「興味×興味」が、仕事として実現しています。

大学生時代は中国語を専攻。言葉が少しづつ話せるようになると「現地で通じるのか試してみたい!」と思うようになり、学生時代はアルバイトで貯めたお金でよく旅行へ行きました。

また一方では、10代にして初めて友人の結婚式に出席をしたことがきっかけで、ウェディング業界にも興味を持つようになりました。「ウェディングのことをもっと知りたい!」と思い、大学に通いながらウェディングの学校にも通いました。

今考えてみると、興味があることは何かしらの形で行動に移していたと思います。

無理してやりたいことを見つける必要はないと思いますが、自分が好きなこと、興味があること、逆に苦手なことを自覚出来ると自然とやりたいことも見えてくると思います。

“自分を愛すること”とは?

仕事が休みの日はリフレッシュの為に大好きなダナンの海で乾杯

Ayumiさん やらないで後悔より、やって後悔!やらないことで後悔するとモヤモヤが残りますが、やったことで後悔しても、時間が立てばスッキリとした気持ちになれます。

考えている間に、まずはやってみる!その繰り返しで学び、成長した自分を愛することに繋がると思います。

まとめ

貴重なお話を聞かせてくださったAyumiさん、ありがとうございます!

私生活では2023年にベトナムでお子さんを出産されたAyumiさん。仕事にプライベートに、とてもパワフルに活躍されています。これから海外挙式・フォトウェディングを考えている方だけでなく、ウェディングプランナーの仕事に興味のある学生さんはAyumiさんのHPもチェックしてみてくださいね!

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