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【いじめとトラウマ】いじめのトラウマから解消される方法を探ろう!

今回はいじめをテーマに、いじめと向き合いながら、いじめから解消される方法を探ります!いじめ対策を考えたり、実際にいじめに苦しんでいる方は、いじめの解消に活かしていただけたら幸いです。

私が受けたいじめや友達が受けたいじめ

まずは、私の体験談からお伝えします。なぜなら、いじめよりも怖いものは病ということを知ってほしいからです。もちろんいじめも苦しいのですが、いじめによって引き起こされる病で苦しむ大人もいます。

私が体験したのは、嫉妬から引き起こされたいじめでした。私が小学生のときに転校して仲良くなった友達Aちゃんがいました。Aちゃんと仲良くしていたBちゃんとCちゃんは、嫉妬により、私に嫌がらせをするようになります。

そして、中学生になったときに、私が仲良くしていたEちゃんをBちゃんとCちゃんが味方につけて、Bちゃん、Cちゃん、Eちゃんで仲良くし、BちゃんとCちゃんEちゃんを含め部活のメンバーでの複雑ないじめが始まりました。

私の所属していた部活は不幸なことに、学年で1番いじめが酷い環境でした。

部員の中には、胃に穴が空いて学校に来られなくなってしまった友達もいて、私にとって今でも心苦しい記憶です。

いじめによって私が体験した4つのトラウマ

いじめによって、私の中学卒業後4つのトラウマが残りました。

⑴対人恐怖症で人間という生き物が怖い存在になった

⑵何事にも悲観したり、自分を閉じ込める性格になった

⑶対人関係でのパニック障害になった

⑷2日おきに1回夢にいじめた側の人が出てくる

⑴、⑵に関しては、治療により少なくなりました。しかし、⑶、⑷は今でも引き起こる恐怖と闘っています。

いじめによるトラウマの改善策

繊細で、パニック障害をもつ私は、これまでトラウマの改善をたくさんしてきました。私が実際におこなった改善策をお伝えします!

トラブルが大きくなる前に人に相談する

トラブルが大きくなる前に人に相談することは、何においても重要だと実感しています。自分だけで抱えてしまうとトラブルはますます酷くなるかもしれません。酷くなってしまったときには、もう相談することすらできなくなってしまった過去がありました。

まずは、唯一話せる人に相談し、できれば、少しでも多くの友達に相談してみてください。

自己否定をせずに自分に自信をもち、自分の心をいたわる

こちらは、以前「自己肯定感ってなんだろう?」という記事でもお伝えしましたが、褒めてくれる人と関わることから始めると、自信をもつきっかけになります。詳しくは「自己肯定感ってなんだろう?」を読んでみてくださいね。

夢で出てきたいじめの相手に対して、“自分は打ち勝てる”と潜在意識に落とし込む

夢に何度も恐れる相手が出てくるのは、潜在意識で恐怖心を持ち続けているからだと思います。しかし、怖くないと潜在意識に落とし込めれば恐怖心をなくすことも可能です!

私は、性格が当時より変わっていくとともに、夢の中でいじめていた人が弱い立場へと変化していきました。

具体的には、いじめた人が、すぐに嫉妬してしまう・自分の承認欲求が強い・友達を独占したい気持ちが強い・といったことでグループでうまく関われない状況になる夢です。

最近分かったのですが、上記のような現象は精神的病気から起こる睡眠障害の症状の1つでした。

恐怖心を捨てる(体内から外へ向けて外すイメージ)

私はオペラのレッスンで、しばしば「Senza paura!(怖さをなくして)」と講師に言われました。日々持っている恐怖心は、私が歌に影響するように行動や表情などに影響することもあります。私が講師になんども言われる言葉、それは「Tranquilla(落ち着いて、安心して)」です。

体内から恐怖心を外に外すイメージで恐怖心から解放され、安堵感を維持することで楽になることがたくさんありました。

ほんの1つ1つの積み重ねですが、自分自身でもマインドを高く持っていき、安堵感を維持すること。これは、道を切り開くための力にもなります。

いじめに遭わないためには

いじめに遭わないためにはどうしたら良いのでしょうか。トラブルに巻き込まれることが多い方は、自分を防御する方法を持つと、いじめに遭いにくくなるでしょう。いじめに遭わない最低限の秘策は、抱え込まないことです。1人で抱え込んでしまうと、正直、抱え込む性格に付け入る子どもや大人も存在します。

また、「この人なら何を言っても大丈夫だ。」と思われることで、いじめに発展することもあります。私もまだ、自分1人では自分を守りきれないこともあります。味方になってくれる存在に、仲介してもらうことで対応しています。

最後に

特に思春期を迎える時期には、いじめが身近で起こっているかもしれません。しかし、いじめは大人になっても起こり得る問題です。

いじめに合わないために、明るい環境や、味方になってくれる存在、いじめからの逃げ場を整えておくこともためになるのではないでしょうか。

いじめによって引き起こす病やトラウマに至る前に、周囲に助けを求めて早期対策に努めましょう!

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