【韓国のオーディション番組】K-POPアイドルデビューまでの道のりとは?<K-POPの魅力>
NEONAVIライターの有栖です。
【練習生からデビューへ!】K-POPアイドルデビューまでの道のりとは?<K-POPの魅力>に引き続き、オーディション番組を通して新グループが結成される場合について解説します!
目次
韓国のオーディション番組について
日本でも話題になったNizi Projectも、KPOPオーディション番組の一つです。
KPOP界では、いくつものオーディション番組が開催されてきました。
いわゆる、サバイバル番組と言えるのではないでしょうか。こうした番組は毎回多くの反響と話題を呼びます。
これは、サバイバルという競争の中で、切磋琢磨しながら夢を叶えるために努力し続ける練習生たちの姿に、視聴者は心打たれるからではないでしょうか。人々の感情移入もしやすく、応援したい気持ちもさらに上がり、これがオーディション番組の醍醐味と言えるのではないでしょうか。
これまでに行われたオーディション番組について、2つ抜粋して詳しくお話したいと思います。
TWICEの誕生!「SIXTEEN」について
大人気グループのTWICEは、「SIXTEEN」というテレビ番組を通してオーディションが行われ結成されました。
この「SIXTEEN」は、JYPエンターテインメントの練習生16人が参加し、JYPからデビューする新ガールズグループのメンバーを決めるために行われたものです。
今から考えると、このオーディションはかなりのサバイバルで過酷なものだったと言えるでしょう。参加者16人は、オーディションのミッションごとに「メジャー」(良)と「マイナー」(悪)にグループ化され、それぞれで構成してオーディションを進めていきます。
ミッションの結果でメンバーは入れ替わり、どんどんと脱落者も増えます。
オーディション番組の面白いところは、関係者のみの審査だけではなく、ファン投票からも選ばれるシステムになっていて、視聴者も一役割を担っているのが魅力と言えます。
ミッション内容
では、この「SIXTEEN」で行われたミッションを紹介します。
- 参加者それぞれの特技披露
特技披露は、各々の個性がとても出るため、すごく重要です。
アイドルのオーディションなので歌やダンスを披露する人が多かったのですが、現メンバーのミナは生春巻きを作るという他の人とはかなり異なることをして周囲の目を引きつけました。
- ジャケット写真
- 個人写真を撮る
各チームで話し合いながら写真のコンセプトを決めていきます。センスだけではなく、メンバーとの協調性も審査対象として見られていたようです。
- 1対1バトル
- パフォーマンス対決
- ゲリラライブで課題曲対決
- 最終対決!メジャーチームvsマイナーチーム
ミッションごとに変動するチームのパフォーマンスを通して、歌やダンスのスキルはもちろん、チームワークや態度などすべてのことが評価対象となり、審査が進んでいきました。
こうしてメンバーが結成されました。
SIXTEENのメンバー発表は、涙なしでは見られません!
なぜかというと、メンバー2人の追加合格が発表されたのです。
最終ミッションの前にすでに脱落していたツウィとモモが、ここで追加合格となり、今のTWICEが結成されました。
ツウィは観客や視聴者投稿で圧倒的人気を誇っていたこと、
モモは、圧倒的な高いダンススキルと、JYP代表の推薦で、新ガールズグループに必要な人材だと認められて追加合格を果たしました。
この追加合格から、謙虚さや誠実さ、ファンに愛されることがスキル以上にいかに大切にされていたかが伺えると私は思います。
NiziUの誕生!Nizi Projectについて
次に、2020年日本で話題沸騰となったNizi projectについて紹介したいと思います。
通称“虹プロ”という名で知られ、多くの方が知っているのではないでしょうか。
実際、私も虹プロを一番初めから観ていて、そこからNiziUの大ファンとなりました。
このNizi projectは、日本の事務所ソニーミュージックと、韓国の事務所JYPによる日韓合同ガールズグループのオーディション番組になっています。
日本8都市とアメリカの2都市でオーディションが行われ、応募者は1万人を超えていたと言われています。
<オーディションの流れ>
地方予選 → 東京合宿 → 韓国合宿
地方予選で選ばれた26人が東京合宿へ行き、ここから勝ち抜いた13人が韓国合宿へと進みました。
東京合宿では、ダンス審査、ボーカル審査、スター性審査、最後にSHOWCASEとして発表するグループ審査がありました。
各審査ごとに、合格者に与えられるキューブがあり、これが埋まると韓国合宿に行くことができるというもの。
キューブの各項目は、「ダンス」「歌」「スター性」「人柄」です。
それぞれの審査ごとにJ.Y.Park氏は厳しい言葉を言いながらも、参加者のためを思う温かいアドバイスを重ね、参加者は着実にレベルアップしていきました。
そしていよいよ13人に絞られて韓国合宿が始まります。
プロのメイクさんやスタイリストも入り、参加者たちの雰囲気も一気に華やかになっていきます。日々のトレーニングとミッションを重ねていき、驚くほどの成長を見せてくれる参加者が何人もいました。
ミッション内容
<ミッションの流れ>
個人レベルテスト → チーム対決ミッション →3グループ対抗のチームバトル →ファイナルミッション
になっています。
虹プロの見どころは、メンバー同士の温かい助け合いや夢にかける熱い想い、そして、J.Y.Parkさんの一つひとつの言葉も多くの人の心を掴み、反響を呼びました。
「過程が結果を作り、態度が成果を生む」
「真実・誠実・謙虚」
「頑張った人と頑張らなかった人はすぐにわかる」
「必ず自分が最高だと思うべき」
「自分自身と戦って毎日自分に勝てる人が夢を叶えられる」
他にもありますが、このような言葉を虹プロの中で参加者のみんなに掛けていました。
虹プロを見ていて、私も毎回J.Y.Parkさんの言葉にハッとさせられ、心に今も残っています。
こうした言葉掛けのもと、参加者たちは内面もさらに磨きをかけてオーディションに挑みました。
このオーディションから、KPOPアイドルはスキルやビジュアル以上に、人間性や心意気、他者への思いやりや謙虚で誠実な心を持って努力し続けることがいかに大事かが伺えます。
そして、これはKPOPアイドルを目指す人だけでなく、人として生きていく上でも非常に大事で、忘れてはいけないポイントであると思います。
こうしてNizi projectはファイナルステージまで進んでいき、現在活躍中のNiziUが誕生しました。
「SIXTEEN」や「Nizi project」を例に挙げてきましたが、このようにKPOPのオーディション番組は、人々の心に感動と勇気と、自分を見つめ直す大事な機会までも与えてくれます。
中には、悪質な編集がなされているオーディション番組もあるのが実態です。今後も多くのKPOPオーディション番組が誕生すると思いますが、番組を盛り上げようとして悪質な編集や切り取り方をするといった行為がなくなることを願います。
オーディション番組が気になった人!もう一度見ようかなという気持ちになった人!この記事をきっかけに様々な点に着目しながら番組を見てもらえると嬉しいです!
今回の記事で紹介するのはここまでになります。
次回予告
次回は以下の内容をお送りします!
- KPOP大手三大事務所について
- 日本と韓国のアイドルの違いとそれぞれの魅力
- 知っておきたい!第四世代って?
- 次世代の活躍を期待するグループたちを独自の目線で解説
以上、有栖でした。
次回も楽しみにしててくださいね!
▼一からK-POPについて知りたい方はこちらの記事を読んでみてくださいね!
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