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なんとなく学校に行きたくないとき、どうしたらいい?【心理士のお悩み相談室】

こんにちは。日本心理学会所属認定心理士、エイジア学習教室相談員の稲村久美子です。今月から、毎月定期で記事を書かせて頂くことになりました。宜しくお願い致します。

さっそくですが、今回のお題は、「学校へ行きたくない高校生へのアドバイス」です。

躊躇なく休んでいた中高生活

正直、このお題を頂いた時非常に困りました。なぜならば、私自身学校に行きたくない日は、躊躇なく休む学生だったからです。中学時代は、行ったとしても毎日ほぼ遅刻。中学の卒業文集に「女子遅刻一位・稲村久美子」と、名前が残されています。卒業式も遅刻していったので、その日もらった通知表の遅刻日数に+1と書かれています。

そんな生活のまま、高校も好きな時にだけ行って1年生の途中でやめてしまいました。入学してすぐの遠足の日も、遅刻してバスに皆が乗っているところに滑り込み、車内でジャージに着替えました(山登りだったので)。

それでも、体育祭でリレーに出たり、競歩大会も完走したり、行けばそれなりに学校生活を楽しんでいましたが、3年間学校に通う期間が途方もなく感じられて中退してしまったのです。

学校に行かない日は?

では、学校に行ってない日に何をしていたかと言えば、映画を観たり、買い物をしたり、ピアノを弾いたり、図書館に行ったり、アルバイト先の大学生達に勉強を教えてもらったり、高校を中退した後は大学入試資格検定を取るために、予備校にも通っていました。

学ぶことが嫌いだった訳ではなく、皆同じ授業を同じペースで受けることが苦痛だったのです。教科書や本を読んで理解できないことだけを人に教えてもらえば良いと考えていたからです。幸い、友人が多かったので、休日には学校外でもお茶をしたり、一緒に遊びに行くこともありました。

それと、思い切りおしゃれを楽しみたかったので、校則のある学校ではそれが難しいと感じていました。

なぜ学校に行きたくないのか?

そこで、皆さんに質問です。あなたは、なぜ学校に行きたくないのでしょうか?もちろん、この記事を読んでくださってる全ての方が学校に行きたくないわけではないと思います。でも、「学校に行きたくないな」と感じる時、それはなぜなのでしょう。

課題をやっていない、友達と喧嘩した、昨夜夜更かしをして眠い、等々。理由は様々でしょう。

でも、理由がはっきりしているなら、それはまだ良いのです。いじめのように、一人でどうにかできない問題でない限り、それはいつか「過ぎてしまえば忘れてしまう程度」の問題なのです。厄介なのは、何となく行きたくなくてずるずると、学校に行かないまま何日も時を過ごしてしまうこと。

高校は、出席日数が足りなければ進級できません。義務教育ではないからです。自分で決めて、さっさとやめて次の道に向かうでもなく「どうしよう」と、ぐずぐずしている間に、出席日数が足りなくなってしまって、自動的に留年や退学になってしまうのは、何の準備もできない分辛い。

どうしても行きたくないなら一日を満喫する

もし、どうしても学校に行きたくないのなら、くよくよせずに開き直ってしっかり休んで一日を満喫してください。楽しんでください。せっかく手に入れた時間を無駄にしないように。

もちろん、一日思い切り寝るのも良いでしょう。二度と取り戻せない貴重な一日を「今、自分に本当に必要なこと」をして過ごしてみてください。

その時に、「これは自分にとって必要なことだ」ときちんと感じるならば、だらだら一日過ごすことだって大切なことの一つです。

たった一日学校を休んだくらい、長い人生の中でたいしたことではありません。ほとんど誤差みたいなものです。

でも、もし楽しめずに、罪悪感を持ちながら休むなら、学校へ行ってしまった方が精神衛生上良いのです。「皆今頃何してるんだろう」「今日は、授業がどれくらい進んだんだろう」そんなことが頭に浮かんでしまうなら、せっかくの休みも楽しめないでしょう。

学生時代というのは、思ったよりもあっという間に過ぎていきます。もちろん、私のように社会人になってから学生をやることも可能ですが、それでも本当に短い時間です。今は、まだ皆さんに想像もつかないかもしれませんが。

一つだけアドバイスするなら

私が皆さんに、アドバイスしたいのは「行動は、自分で決めて自分で楽しむ」ということ。この一点だけです。

例えば、勉強も嫌々やるのでは時間の無駄。身にもなりません。どうせ高校に通うと決めたなら、楽しく通ってください。

勉強なんて、どうやって楽しんだらいいの?と、思うかもしれませんが、とりあえずは先生が言っていることをなんでも良いからノート書き取ってみてください。雑談でも何でもOKです。ひたすら我慢するだけの50分より、時間が経つのが早く感じるでしょう。

最後に

今回は、学校に行きたくない時についてお話をさせてもらいました。

しかし、ただ行きたくないのではなく、行けない理由がある場合はこの限りではありません。いじめや体調不良など、自分で決めて行動してもどうにもならない時には、必ず誰かに相談をしてください。 私への質問や相談も受け付けています。

何かありましたら、記事のコメント欄へ書き込み、またはマシュマロで質問や相談を気軽に投げかけてみてくださいね。

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