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【フリーランスとは?】働き方の特徴、メリット・デメリットなどをわかりやすく解説!

「『フリーランス』っていう言葉は聞いたことあるけど、詳しい内容はわからない」

「フリーランスってどんな職種があるの?」

就職以外の働き方の1つとして挙げられている『フリーランス』。現代のメディアやSNSで取り上げられる回数が増えているので、一度は耳にしたことがありますよね。

ですが、「具体的な働き方や職種はよく知らない」という人は多いと思います。

そこで今回は、実際にフリーランスとして働いている私が、フリーランスの意味や働き方の特徴、メリット・デメリットなどについてわかりやすく解説します!気になった方はぜひ最後までご覧ください!

フリーランスってなに?

フリーランスとは、会社や団体に所属せず、個人で仕事をする人のことです。自分が持っているスキルや得意分野を仕事にして、収入を得ています。

フリーランスの語源

『フリーランス』という言葉がなぜ誕生したのか、その語源についてもお話しします。

フリーランスは、中世ヨーロッパ時代の傭兵に対して使われていた言葉です。かつてヨーロッパでは、戦争が起こる度に王や貴族が傭兵団と契約し、彼らを戦場へ向かわせていました。

その傭兵団の中には、団体に所属せずに個人で契約をして戦争に参加する傭兵も存在しました。このような傭兵を『Freelance(自由な槍)』と呼ぶようになったことが由来と言われています。

フリーランスの働き方の特徴は?

フリーランスの働き方の特徴は何があるのか、大きく4つに分けてご紹介します。

自分で仕事を探す

フリーランスは自分で仕事を探します。ネットにある求人サイトや企業HPにある求人、友人からの紹介など、探し方はさまざまです。

自分のスキルを活かせそうな案件を見つけたら、応募・営業をして仕事を獲得します。

案件ごとに契約する

フリーランスは、獲得した案件ごとに『※業務委託契約』を結んで仕事をします。私自身、現在3つの企業と業務委託契約をして継続的に案件をいただいています。

業務委託契約...企業が抱えている案件の一部を、外部の人間(フリーランス等)に任せる際に結ぶ契約

この契約は企業に所属するためのものではないので、会社員のように働く曜日・時間は決められていません。ですので、仕事をする時間は自分で自由に決められます。

ただし、締切日がある場合はその期日に間に合うように作業を進めなければいけないので、注意が必要です。

自分に合ったスタイルで働ける

自分に合ったスタイルで働ける点も、フリーランスの特徴です。企業と直接契約を結ぶわけではないので、週5日・8時間働く必要も、会社に行く必要もありません。

朝はぐっすり寝て昼過ぎから仕事をスタートしたり、家事・育児の隙間時間に作業をしたりなど、自分のライフスタイルに合わせて案件をこなします。

そして、働く場所も自由に選べます。仕事ができる環境であれば、自宅はもちろん、カフェや図書館などでもいいのです。

兼業・副業としても働ける

フリーランス1本で働く人のほかに、会社員やアルバイトをしながら空いた時間に兼業・副業としてフリーランスをする人もいます。

「最初からフリーランス1本で仕事するのは不安だから、アルバイトと両立しよう」

「会社員の給料以外にも収入がほしいから、フリーランスも始めよう」

のように、ほかの仕事と両立しながら働くことも可能です。

どんな職種があるの?

フリーランスの職種は何があるのか、気になりますよね?

ジャンルごとに分けて、どんな職種があるのか簡単にまとめてみました。下記に載せているのは一部なので、より詳しい内容が知りたい方はネットで調べてみてくださいね!

ライター系

  • WEBライター
  • コピーライター
  • セールスライター
  • 取材ライター

など

クリエイティブ系

  • イラストレーター
  • 動画クリエイター
  • デザイナー
  • ハンドメイド作家
  • 料理人

など

ITエンジニア系

  • プログラマー
  • ゲームエンジニア
  • システムエンジニア
  • セールスエンジニア

など

接客系

  • スポーツインストラクター
  • ヨガインストラクター
  • 占い師
  • カウンセラー
  • コンサルタント

など

美容系

  • メイクアップアーティスト
  • ネイリスト
  • スタイリスト
  • アイリスト

など

フリーランスになるには何が必要?

フリーランスになるには何が必要なのでしょうか。実際にフリーランスとして活動している私が、「特にこれが必要!」と思ったものを3つご紹介します。

専門のスキル

まずは、専門のスキルです。特定の仕事で確実に稼げるようになるために、専門のスキルを持つことは必須です。

スキルを習得するには、

  • 専門の学校に通う
  • オンラインスクールに申し込む
  • 独学で学ぶ

などがあります。中には、就職した会社でスキルを身につけてから、フリーランスの仕事を始める人もいます。

人脈

人脈は、フリーランスとして活動するうえでかなり重要です。

友達はもちろん、SNSやコミュニティなどで繋がった人がきっかけで案件をゲットできたり、困ったときに相談に乗ってもらえたりする可能性があります。実際に私も、学生時代の友達に「ハルってライティングできる?今私が働いてる会社がWEBライター募集しててさ」と案件の話をもらったことがありました。

ですので、活動を始める際には人脈を築くことを視野に入れると良いです!

営業力

スキルを身につけて案件を獲得する際に、営業力が必要になります。簡単に言うと自己アピールです。私がフリーランスを始めたばかりのときは、ネットにあった自己アピール文章を参考にし、自分流に書き換えて相手(※クライアント)に提示していました。

※クライアント...案件を依頼している企業や個人のこと

自分が持っているスキルや過去にこなした案件、これまでの経験などを提示し、クライアントに興味を持ってもらうことが重要です。

営業ができると案件の獲得率が上がるので、ネットや本などでやり方を調べて、自己分析をしっかり行いましょう。

どうやって仕事を取っているの?

フリーランスの人たちは、どうやって仕事を取っているのでしょうか。いくつか方法があるので、それぞれ簡単にご紹介します。

専用のサイト

フリーランス向けの案件が集まった専用のサイトに登録して、気になった案件に応募・営業をします。

代表的なサイトは、

  • ランサーズ
  • クラウドワークス
  • ココナラ

などです。この3つのサイトは初心者向けの案件が多いので、まだ実績がない人や活動を始めたばかりの人は、最初にこれらを利用しています。

このほかにもたくさんの専用のサイトがあるので、気になった人は調べてみてくださいね。

ネットの求人サイト

学生やフリーターがよく使うネットの求人サイトから仕事を見つける人もいます。

上記の専用のサイトに比べると中級者向けの仕事が多いので、初心者からレベルアップしたい人におすすめです。

知り合いや友達からの紹介

知り合いや友達から案件を紹介してもらうパターンもあります。(私も実際に紹介してもらったことが何度かありました)

サイトを利用するよりも、知り合いや友達から紹介してもらった方が安心感が強いです。案件を探す際は、自分の周りの人に「今フリーランスで◯◯の仕事してるんだけど、誰か募集してる人知らない?」という風に聞いてみるといいでしょう。

SNS

SNSを使って案件を獲得する人もいます。

『#ライター募集』『#デザイナー募集』のように、ハッシュタグを使って案件を探し、気になったものに応募・営業する流れが一般的です。

SNSを使う場合は自分のスキルや実績をSNS上でアピールして、仕事の進捗や普段の生活に関する内容を投稿すると、クライアント側から声をかけてもらえる可能性もあります。

フリーランスのコミュニティや交流会に参加

フリーランスのコミュニティや交流会へ行き、そこで出会った人たちと繋がって案件の話をいただく方法です。交流会にはフリーランスのほかに、企業に属する人が参加している場合もあります。(企業の方は仕事を任せられるフリーランスを探しに、交流会に参加することがあります)

上記の【フリーランスになるには何が必要?】の人脈作りの項目でもお話ししましたが、人と関係を築くことで案件獲得につながる可能性が高まります。

フリーランスのメリット

フリーランスのメリットは何があるのでしょうか。実際にフリーランスとして活動している私が感じたメリットを、4つご紹介します。

自由なスタイルで働ける

フリーランスは自由なスタイルで働けます。基本的に自分のライフスタイルに合わせて、働く時間・場所を決められます。無理して朝早く起きたり、満員電車に乗る必要はありません。

昼過ぎや夕方から仕事を始めたり、自宅のほかにカフェや図書館で仕事をしたりなど、自分のスタイルに合った働き方が可能です。

そのほかに、仕事量や働く時間を自分で調整して、スキルアップするための勉強時間を確保することもできます。

休日を自由に決められる

フリーランスは、休日を自由に決められます。案件の締切をしっかり守って提出できるのであれば、好きな日にお休みしていいのです。

ですので、

  • 旅行に行きたいから4日連続で休みを取る
  • 平日しか空いていない場所(銀行・病院)に行きたいから平日に休みを取る

このように、自分の目的に合わせて休みを調整しやすくなります。

人間関係のストレスが少ない

フリーランスは個人で仕事をするので、人間関係のストレスが少ないです。案件で繋がったクライアントとの関わりは、業務連絡や打ち合わせなど必要最低限のやり取りのみになります。

企業に属するわけではないので、苦手な人と毎日関わる必要や、飲み会に無理やり参加させられる心配はありません。

収入アップが期待できる

会社員は給料の額が固定されていることが多いですが、フリーランスは働いた分だけ報酬を得られます。

また、スキルを磨いて単価が高い案件を引き受けられるようになれば、収入がさらに上がります。自分の努力次第で大幅な収入アップが期待できる点は、フリーランスのメリットです。

フリーランスのデメリット

もちろん、フリーランスにはデメリットも存在します。具体的に何があるのか見てみましょう。

全ての物事を自己管理

フリーランスは全ての物事を自己管理しなくてはいけません。

例えば、

  • 仕事探し
  • スケジュール管理
  • 税金や保険料などの支払い
  • 体調管理

などがあります。

仕事以外にも多くの物事を1人で行わないといけないので、責任を持って管理する必要があります。

収入が安定しない

収入が安定しない点も、フリーランスのデメリットです。

こなした仕事の数だけ報酬がもらえる仕組みなので、仕事が少なかったときは収入も減ってしまいます。クライアントからの継続案件が終了してしまったり、体調を崩して仕事に手をつけられなかったりなど、収入が減少する要因はさまざまです。

また、案件によって報酬が異なるため、「先月と今月の仕事の数は変わらないのに、収入に差がある」ということもあります。

孤独を感じることがある

基本的にフリーランスは1人で仕事をこなすので、誰とも会話しない・会わないまま1日を終えることが多いです。そのため、ふとしたときに孤独を感じることがあります。

孤独を解消したいのであれば、フリーランスのコミュニティに参加して人と会話したり、気分転換にお出かけしたりなど、人と接触する機会を作ると良いでしょう。

フリーランスとして働くなら、メリット・デメリットをしっかり理解しよう

いかがでしたか?フリーランスの意味や働き方の特徴、メリット・デメリットなどについて、お分かりいただけたでしょうか。

現代では、フリーランスも働き方の1つに挙げられています。自分のスキルを活かせる+自由でストレスフリーな働き方に惹かれて、その道に進む人が年々増えています。しかし、メリットだけを重視してデメリットを把握していない状態で働き始めると、その道を選択したことを後悔するかもしれません。

ですので、もしあなたが今後フリーランスとして働くことを視野に入れているのであれば、上記のメリット・デメリットをしっかり理解しておきましょう。それらをちゃんと把握したうえで、フリーランスの道を選択してくださいね。

それでは、ここまで読んでくださってありがとうございました!

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