
【当てはまったら要注意】ブラックバイトの特徴や見分け方、エピソードをご紹介!
高校生になって、バイトを始める人は多いですよね。
しかし、「せっかく採用されたバイト先が実はブラックだった」というケースは少なからず存在します。実際に私も、高校生のときに働いたバイト先がブラックで大変な思いをしたことがありました。
そこで今回は、高校生の皆さんにブラックバイトの特徴や見分け方、エピソードをご紹介します。
目次
ブラックバイトとは?

高校生の中には、ブラックバイトがどんなものなのかよくわからない人がいるでしょう。なので初めに、ブラックバイトの実態について解説します。
ブラックバイトとは、一般的に労働環境・待遇が悪いバイトのことを指します。高校生の学校生活に支障をきたすレベルの労働をさせたり、学生という弱い立場を利用してパワハラをしたりなど、特徴はさまざまです。
ブラックバイトは働く前の段階で見分けることがかなり難しく、実際に働き始めたあとにブラックであることに気付くパターンがほとんどです。
ブラックバイトの特徴は?

ブラックバイトの特徴は何があるのか、気になりますよね?ここからは、その特徴を4つご紹介します。
①希望通りのシフトを出してくれない
1つ目は『希望通りのシフトを出してくれない』です。
どこのバイト先も、従業員がシフトに入れる日と入れない日を事前に聞き、その希望に沿ったシフトを出さないといけません。しかしブラックバイトの場合は、従業員が希望する日にちを無視してシフトを制作します。
「週2日で働きたい」「テスト期間が近いからシフトを減らしたい」と上司に伝えても、人手不足などを理由にシフトを無理やり増やします。
②長時間労働
2つ目は『長時間労働』です。
アルバイトは一般的に、
◯週1日以上、月4日以上の休日を取る
◯1日8時間以上、週40時間以上の労働をしてはいけない
などの決まりがあります。
ですが、ブラックバイトは10日連続の勤務をさせたり、長期休み(夏・冬休み)に1日8時間×7日連続のシフトを組んだりなど、上記の決まりを無視した労働を強いることがあります。
高校生の学校生活を尊重せずに長時間労働を強いるバイト先は、確実にブラックです。
③サービス残業

3つ目は『サービス残業』です。高校生の皆さんはこの言葉を聞いたことがあるでしょうか?
サービス残業とは、シフトに書いてある労働時間より長く働いたのにも関わらず、長引いた分の賃金が支払われないことを指します。
◯タイムカードを切った後に仕事をさせられた
◯給料明細に残業した分の賃金が含まれていない
などの場合は、ブラックバイト確定なので注意してください。
④パワハラがある
4つ目は『パワハラがある』です。主にお店の店長やオーナーなど、上司にあたる人がパワハラをすることが多いです。
パワハラの内容は、
◯暴言を吐かれる
◯人格(性格)や容姿を否定をされる
◯話しかけても無視される
◯お客がいる前で怒られる
◯ミスをしたら暴力を振るわれる
などがあります。
相手から精神的・肉体的な苦痛を感じることをされた場合、それはパワハラと言えるでしょう。
ブラックバイトの見分け方はあるの?

働く前に見分けることが困難なブラックバイトですが、私がおすすめする見分け方が2つあります。少しでもブラックバイトに当たる確率を下げられるかもしれないので、参考にしてみてください。
①面接時の相手の態度や話し方
1つ目は『面接時の相手の態度や話し方』です。
面接時の相手の態度が悪かったり話し方に横柄さを感じたりした場合は、ブラックの可能性が高いです。なので、あなたが面接を受けて不快に感じたら、そのバイト先は避けた方がいいでしょう。
ただ、面接時だけ人当たり良く接する人もいるので注意してください。
②お店に何度も通って店内の様子を見る

2つ目は『お店に何度も通って店内の様子を見る』です。これは、私が一番おすすめしたい見分け方です。
お店が忙しい・空いてる時間帯に何度も通って、従業員の接客態度や雰囲気など店内全体の様子を見てみてください。ブラックバイトの場合、
◯店内の雰囲気がピリピリしている
◯従業員が無愛想、イライラしている、疲れた顔をしている
◯店長らしき人の態度が良くない
など、さまざまなマイナス面が見えてきます。
何度も通うことで、従業員の人間性や店内の雰囲気などがある程度わかるでしょう。全体の様子を見て、ブラックバイトかどうか判断してみてくださいね。
以上がおすすめの見分け方です。まだバイトを始めていない人や、これからバイト先を探そうと考えている人は上記を参考にしてみてくださいね。
私が経験したブラックバイトのエピソード

ここからは、私が高校生のときに実際に経験したブラックバイトのエピソードをお話しします。
私は当時、地元の寿司チェーン店でバイトをしていましたが、この寿司店は上記で紹介した特徴の①②④が当てはまっていました。(残業代はちゃんと支払われてました)
私は週3日のシフトを希望したのに、店長に「人手が足りないからシフトを多く入れといた」と言われて、週5日で働いたことがありました。夏休みには1日8時間×7日連続のシフトを出されて、体がヘトヘトになった記憶があります。

しかも、この店長は気分屋でパワハラ気質の人間でした。気分が悪いときは従業員に怒鳴ったり八つ当たりをしたり、逆に気分が良いときはすごく優しかったりなど、店長の気分に振り回されることが多かったです。私が仕事でミスをしたときは、店長に「なんでこんなミスをしたんだ」「こんなこともできないのか」と怒鳴られたことがあります。
店長に対して完全に嫌気が差した私は、怒鳴られた数週間後に辞める意思を店長に伝えました。店長から「辞められると困る」と引き止められそうになりましたが、「学業に専念するから無理です」と押し切って、2ヶ月以内に辞めることができました。
辞めたあとは、心と体がびっくりするくらい楽になりました。あのままずっと働いていたら心が病んでいたと思うので、辞める決断をして本当によかったと思っています。
まとめ

今あなたが働いているバイト先は大丈夫でしょうか?
もし、あなたのバイト先が上記の特徴に当てはまっている場合は、早めに辞めることを強くおすすめします。我慢をして働き続けると、人によっては精神的に病みそうになったり、倒れたりする可能性が高いです。
そうならないためにも、ブラックバイトからできるだけ早めに離れて、自分の体調や貴重な学校生活を優先して過ごしてほしいなと思っています。
それでは、ここまで読んでくださってありがとうございました。
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