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フリーランスを目指したい学生へ|独立のために10代からできること・リアルなお金事情とは?【インタビュー】

会社や組織に属さず、個人で仕事を請け負うフリーランス。自由な働き方として注目を集めているものの、まだ人口の2割程度とマイノリティな働き方です。しかし、「新卒フリーランス」という言葉が飛び交うように、若いうちからフリーランスを目指す人も多いはず。

そこで今回は「20代でフリーランスになるにはどうしたらいいの?」「20代でフリーランスになった人の話を聞きたい」などの声にお応えして、フリーランスライターの美穂さんとシンガーソングライター/イラストレーターのSUEKIKIさんにインタビューしました。お二人には、フリーランスになるまでの経緯や10代のうちにやっておくべきことをお話しいただきました。

<プロフィール

八巻美穂 フリーランスライター/コミュニティマネージャー

インターン生としてロサンゼルスのIT系コンサルティング会社で2年間勤務後、塾講師として学習塾に新卒入社。入社後3ヶ月でメンタルダウンを経験し、退社。Shelikesでライティングを学び直し、フリーランスの道に。現在は、企業オウンドメディアや教育系情報サイト、インタビューメディアで執筆中。また、各企業でコミュニティーマネージャー、ディレクション、編集、ファシリテーション、イベント運営、広報なども担当。

SUEKIKI シンガーソングライター/イラストレーター

1995年生まれ、20代初めにシンガーソングライターとして音楽活動を行い、新卒で音楽配信会社に約2年間勤務。退社後、 2020年にデンマーク滞在を経験し、北欧諸国ならではの色鮮やかな表現にインスパイアされ、イラストレーターとしての活動、また人が生まれもった能力・性質・使命などをより多くの人に伝えるべく、数秘術とイラストを掛け合わせたコンテンツ、"Mi RYO KU"をスタート。現在はフリーランスアーティストとして、カラフルで親しみのある、自分も周りの人々も幸せや喜びを感じてもらえるようなイラストコンテンツや楽曲を制作している。

ブログの開設とデンマークへの渡航|それぞれが20代でフリーランスを目指したきっかけ

ーまずは美穂さん、自己紹介をお願いします。

美穂:フリーランスでライター・ディレクター・編集者・コミュニティマネージャー・広報アシスタントなどをしている八巻美穂です。

今年26歳。フリーランス歴は3年です。今年から旅をしながら暮らすようになりました。

ーSUEKIKIさんも自己紹介をお願いできますでしょうか。

SUEKIKI:SUEKIKIという名前でアーティスト活動をしている水野季美です。今年28歳です。

大学時代からシンガーソングライターとして活動しています。フリーランスとして独立してからは、イラストレーターの仕事も始めました。直近2年間は地元の岐阜県多治見市を拠点に活動していましたが、今は岐阜と東京の2拠点で活動を広げています。

ーお二人がフリーランスを目指すことになったきっかけを教えてください。

美穂:新卒で学習塾に入社したものの、すぐに適応障害になってしまい…このまま働き続けるのは難しいと考え、退職したことがきっかけです。

また当時、インターン時代から続けていたブログを書くことにやりがいを感じていた時期で。「美穂のブログを読んでアメリカ留学を決めたよ!」や「こんな教育システムが世界になるなんて知らなかった!」などのコメントを友人からもらい、「私の拙い文章でも誰かの背中を押せるかもしれない」と思い始めていました。

ーフリーランスライターへの1歩目は、ブログが始まりだったんですね。

「文章で誰かの背中を押したい」そう思ったときに「ライター」という職業が気になり始めて、第二新卒でライターとして雇ってくれる会社を探しました。ただ、1年以上の編集経験や3年以上の社会人経験などキャリアやスキルを問われてしまって…必然的にフリーランスの道が視野に入ってきました。

それでも新卒2ヶ月で辞めた私が、フリーランスになることは不安でしかたなかったです。適応障害を患っていたこともあり思考回路がおかしくて、常にネガティブに考えてしまう自分がいました。最終的には占いに頼って、「あなたならフリーランスでもやっていける!」と占い師さんに背中を押してもらったことで、決断できました。

ーSUEKIKIさんがフリーランスとして活動するようになった経緯も教えてください。

SUEKIKI :私は大学卒業後、音楽系の会社に就職しました。約2年間会社員として働いていましたが、だんだんと音楽への向き合い方がわからなくなってしまったんです。

そこで心機一転。昔から好きだった「デンマーク」に住んでみることにしました。デンマークでは北欧ならではのカラフルな景観にインスピレーションを受けて、イラストを描き始めました。デンマークでも音楽は続けていたため、音楽とイラストに軸を置きながら、フリーランスとしてさまざまな活動に挑戦するようになったんです。

フリーランスとして独立するまでのお金事情!生計を立てる前にお金の心配はなかった?

ーフリーランスになる前にお金の不安はありませんでしたか?

美穂:お金の不安はありませんでしたね。

フリーランスのライターは単価が低かったり、軌道に乗るまで時間がかかったりとハードルが高い側面があることは知っていましたが、周りにフリーランスのライターとして独立している方が何人かいらっしゃったので、「自分もできる」という気持ちでいました。

また「ライターにこだわらなくても、最初はアルバイトと掛け持ちすればなんとかなるでしょ!」とも考えていたので、お金の不安はなくフリーランスになることができました。

SUEKIKI:私もそこまでお金の心配はありませんでした。

まず、デンマークに行ったときは、フォルケホイスコーレ(デンマークを中心とした北欧独自の全寮制の学校。食事と宿泊費付きで100万円程で留学が可能。)を活用することを決めていたので、節約できていました。

いざ日本に帰国したときは、就職するか悩みましたが、デンマークに行ったことで良くも悪くも価値観が変化して「自分の足るを知ること」ができていたんです。時間の大切さや自分に最低限必要な豊かさを認知できてたので、アルバイトで生計を立てるのもひとつの方法であると気づくことができていました。

今は会社員時代ほどお金はなくても、豊かに暮らせている自分がいます。私は会社員時代、日々溜まったストレスを物欲や食欲に費やして発散しているつもりでいました。でも、お金は貯まらない上、自分の心も満たされない悪循環に陥っていることに気づいたんです。自分の欲を満たすためにお金を費やすと、挑戦する意欲が削がれていく気がします。

だからこそ「自分が豊かに生きられる限度」を知っておくことは重要であると感じていますね。

ーたしかに。「自分の足るを知る」って大事ですね。SUEKIKIさんは、どんなアルバイトをされていたのでしょうか?

地元岐阜県の多治見市にあるカフェでアルバイトをしていました。

アルバイト先のカフェでは、「イラストと歌をやっています!」と立ち行くお客さんに自分がやっていることを伝えるようにしました。いろんな人に声をかけていたら「じゃあイラストのお仕事お願いできないかな?」とお仕事をもらえるようになったんです。少しずつイラストのお仕事をいただける中で、「展示をやってみたい!」と思い、今年の7月に展示を開くことができました。

ーお二人ともマインドの根幹に「どうにかなる」「なんとかなる」精神がありますね。なんとかなると思うことで、なんでもできそうな気がします。

これからを生き抜く10代へ|フリーランスの二人からメッセージ

ー悩んでいる10代に伝えたいことがあれば教えてください!

美穂:これからの生き方に悩んでいる方がいれば、まずは業界・職業を知ることをおすすめします。全ての物事は知ることから始まります。世の中にはどんな働き方があるのかやどんな生き方があるのかを調べてみると良いと思います。

SUEKIKI:私が伝えたいのは、周りの目を気にせず、自分がやりたいことをやってみる勇気を持つことですね。何か悶々とするときは、ぜひ思い切って違う世界に飛び込んでみてください!

ー最後に、お二人にとって自分を愛することは何でしょうか?

SUEKIKI:自分が一番の自分の味方でいることですね。私は、人から褒めてもらったときに素直に「ありがとう」と伝えることを大事にしていて。どんなときも自分のことを肯定できる人間でありたいと思います。

美穂:自分の心の声に蓋をしないことです。テキトーな選択がテキトーな人生をつくると思っているので、日々自分の心に正直に生きること。これが自分を愛することだと考えています。

ーありがとうございます!今回は素敵なお話をありがとうございました!

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