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【大学に行く意味】大学進学で得られるものとは?

こんにちは、編集長のLICOです。

高校生のみなさんは、一度は「大学に行く意味」について考えたことがあるのではないでしょうか?

私は大学を卒業してもうすぐ1年。社会人になった今だからこそわかってきた、「大学に行く意味」について考えてみたいと思います。

大学に行く意味がある人

結論から言うと、たぶん世の中ほとんどの人にとっては大学に行く意味があります。

その中でも、3種類の人がいると私は勝手に分析しています。

①大学で研究したいこと、学びたいことがはっきりしている人
②いい会社に入って安定した生活を送りたい人
③やりたいことがない人

①大学で研究したいこと、学びたいことがはっきりしている人」についてはそりゃそうだな、って感じだと思いますが、研究者になりたいや大学で勉強したいことが決まっている人のことです。さらに、保育士や美容師になりたい人、つまり大学や専門学校に進学することで将来の夢を叶えられる人もここに含まれます。まとめると、将来の夢を叶える方法の一つとして、大学進学という選択肢を選んでいる人たちです。

②いい会社に入って安定した生活を送りたい人」については、いわゆる”普通の暮らし”がしたい人とも言えます。①の人は大学で学ぶ知識や技術を得ることに比重がある一方で、こちらの人は”大卒の資格を得ること”が大学に行く主な目的になります。学ぶことの内容と将来の職業的な夢が一致している必要はありません。

日本のほとんどの企業は求人の資格の中に「大卒」を設けていて、一般的に高卒よりも給料を多くもらえるため、ある程度余裕のある暮らしがしたい人は、大学を卒業しておいたほうが将来の選択肢が広がります。反対に、日本の社会の仕組みが変われば(学歴関係なく就職できるようになれば)、これに当てはまる人たちにとって大学に行く意味はなくなるかもしれません。

③やりたいことがない人」は②と少し被ってるところがあります。大学を卒業すれば、だいたいどこかの会社に入って働くことができるため、やりたいことがない人が「とりあえず大学に行く」という選択肢は、人生の保険として大きなメリットがあります。また、大学にはいろんな人がいて、いろんな物事を知ることができるため、とりあえず大学に行ってやりたいことを見つける、という人も多いです。

大学に行く意味がない人

大学に行く意味がない人はどういう人でしょうか?ここに当てはまるのは正確には「大学に行く必要がない人」ですが、自分の将来の夢が大学進学と関係ない人たちのことと定義してみます。

例えば、俳優やモデル、庭師、寿司職人などになりたい人は、大学に行くよりも修行したほうが早く夢が叶えられるかもしれません。もちろん、そういった専門的な職業に就くための学校もありますし、普通の4年制大学に通いながら努力をしている人も沢山います。でも、このような人たちが大学に行く必要は必ずしもありません。

私が大学に行く意味はあったのか

私は去年の4月に社会人になって、大学を卒業していることが果たしてどんなメリットがあるのか?と考えるようになりました。今私がしている仕事(実はNEONAVIの運営ではなく、サイト制作がメインの仕事です)は、大学で勉強したこととほぼ関係ないからです。もし、高校を卒業してすぐこの仕事に就いていたとしたら、もっと早く専門的なスキルを身につけられて、同じ年齢でももっと良いお給料がもらえたでしょう。

でも、もし大学に行っていなかったら、と考えてみると、私はやっぱり「行っておいてよかった」と答えます。

今、記事を書いていることも、ライターさんの記事をチェックしたりするのも、大学で知らずに身につけた能力があるからと自分で気づいているからです。

それだけじゃなくて、大学で知ったことが遥かに多いことを思うと、高校生までの自分の知識で世の中に出ていたら怖いな、と思うのです。

授業で勉強したことだけでなく、いろんな友達と出会ったり、行動範囲が広がったことで、いろんな世界を知りました。詳しく書きませんが、大学で経験した色々のおかげで、物事を見る視点をたくさん手に入れたのです。

ちなみに、私は上でいう「③やりたいことがない人」でした。

大学に行く意味を考える前に

ほとんどの人にとって大学に行く意味はある、ということは正しいと思うのですが、忘れてはいけないのは「自分が本当にやりたいことが何なのか」についてじっくり考えることです。

普通に大学を卒業して、いい感じのところに就職するのが幸せだと考える人もいるし、仕事は自分がやりたいことじゃないと嫌だ、という人もいます。あなたが後者であるなら、中学生、高校生、大学生のうちから「自分が本当にやりたいことってなんだろう」と考えるのを面倒くさがらないでください。

私より1年早く就職した友達は、「自分がやりたいことがなんなのかわからない。でも何かは成し遂げたいし、自分のやりたいことをしたい」と悩んでいます。かなり答えの出ない悩みですが、振り返ってみれば、幼稚園から就活をする時まで、「自分のやりたいことを見つけよう」という教育を受けたことがなかった気がします。就活をする時期になって、いきなり「自分のアイデンティティについて考える修行」に放り出されるのです。

だから、中学生、高校生、大学生のみなさんはこの記事を読んだ時から、自分の好きなものややりたいことについてじっくり考えてみてください。”こういう人になりたい”とか”こう思われたい”とか抽象的なイメージでも十分だと思います。

あなたのやりたいことが、人生を選ぶときの答えを出してくれます。

まとめ

「大学に行く意味」について考えていたら、かなり脱線してしまいました。結局、大学に行く意味だけではなく、自分の本音と向き合うことが、大学に行く選択肢を選ぶかどうかの答えを出してくれると思います。

また、「大学に行く意味」について考える上で、「勉強する意味」も忘れてはいけません。

なので、次回は「勉強する意味」についてお話したいと思います。

またね。

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