大学の学部は適当に選んでもいい

こんにちは、編集長のLICOです。

NEONAVIは、20代の私たちが、自分が10代だったころに知っておいたらよかった!と思うようなことを発信するメディアです。今日は「大学の学部の選び方」について。

学部選びの悩み

高校生のみなさんは、本格的に大学選びを始める前は、「大学ってどんな学部があるんだろう?」「なにを勉強するんだろう?」と、なかなか想像がつきにくいのではないかと思います。

私もそうでした。学部の名前からなんとなくはわかるけど、具体的なことはわからない。大学のパンフレットを見て、授業内容を読んでイメージをふくらませることはできるけど、その学部が自分に向いているかどうかは実際、入ってみないとわからないところがあります。

とくに、今はオープンキャンパスや学校の説明会がオンラインになったりして、実際に体験授業を受けて大学の雰囲気を知ることが難しくなっていると思います。

適当に選んでもいい

記事のタイトルにも書いていますが、去年大学を卒業した私が伝えたいのは、「大学の学部は適当に選んでもいい」ということです。

これはもちろん、すでに勉強したいことや取りたい資格が決まっている人には当てはまりません。

ある程度好みはあるけど、具体的に勉強したいことが決まっていない人だけは、学部の名前で選んでいいと思います。

実は私は大学を2つ卒業しているのですが、1つ目は学科の名前の雰囲気だけで選びました。

そこは法学部だったのですが、学科の名前に「国際」という言葉が入っていて、なんだか魅力的だったので選びました。法律を勉強したかったわけでもなく、もちろん弁護士になるつもりもありませんでした。

でも、実際に授業を受けてみると、法学の考え方は物事を論理的に考えることにとても役に立つことに気づいて、結構面白かったです。先生によってはつまらない授業もありますが、内容に関しては「意外と面白い」と思うことが多かったです。これは法学部に限ったことではなく、大体の授業に言えることだと思います。

他の学部に通っていた友達も、「これの勉強がしたいからこの学部を選んだ」という人はあまりいません。みんな、なんとなく自分の興味に近いだろうという推測で学部を選んでいました。

結果論になってしまいますが、どんな学部を選んでも、面白い授業に出会えるから大丈夫。たまに「大学の授業はつまらない」という人がいますが、それは大学の授業に求める面白さがそもそもずれていることが多いです。大学の教授は教えるプロではなく、研究するプロ。大学生になってまで、”面白く教えてもらうこと”を期待するのは大学に行く意味がありません。授業の内容を面白がれる人が、大学に行く意味を見いだせるし、結果として充実した4年間を過ごせることになるのです。

つまり、大事なのは「どの学部を選ぶか」よりも、「どれだけ自分の知らないことを教えてくれる授業を面白がれるか」なのではないでしょうか。

勉強したくないことは避ける

それでも、大学の学部選びであえて気を配るべきポイントを挙げると、「自分が絶対に勉強したくないことを避ける」ということだと思います。

例えば、理系科目が苦手で、数字には絶対にふれたくないという人は、経済学部や経営学部を避けたほうが良いです。文系の学部に見えても、実際には統計をしたり、調査で数字を扱うこともあるからです。

この点は大学のサイトやパンフレットを見て、授業科目をチェックすれば大丈夫◎

大学の授業は、自分が思っているよりも色々あったりするので、やりたくないことをやらなくていい環境さえ整えれば、後悔するような学校生活になることはありません。

最後に

こんなことを言うと怒られそうですが、大学生活は授業だけがメインではありません。

サークルに入ったり、バイトをしたり、大学の外に出て好きなことをしたりする時間も、大学生の特権です。そこで得られるものは、あとで振り返ってみたときに「やっておいてよかったな」と思うことになるので、「未来は自分が思ってるよりも明るい」ということを覚えておいてください。

あなたの悩みが少しでも軽くなって、自分が納得する選択ができることを祈っています✨

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