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【保険の疑問Q&A】選び方のコツは?いつから入ればいいの?10代の保険は?スマホでの見積は信頼できる?

ここからは番外編になります。

Q6. 保険業界の裏事情~なぜ保険は営業色が強いの?

保険と聞くと「売り込みが激しい」といったイメージを持っている方もいらっしゃるかもしれません。実はそのほとんどは生命保険の営業です。

損害保険は「車を買ったら自動車保険」「家を買ったら火災保険」と、必要性が浸透しています。誰もが「当たり前に入るよね」という認識なのです。皆さん必要性を実感しているので、どちらかといえば積極的に損害保険に入ります。

一方で、生命保険は「入らなきゃいけない」と思いながらも、後に伸ばしにしがちです。

「困った時」を具体的に想像するのは酷なことで、誰だって自分に大きな不幸が訪れたケースを想像したくありませんよね。

たとえば、

  • 大病して、長期間カラダが苦しいうえに、経済的に困窮する
  • 完治する見込み薄い病気にかかり、死の恐怖を常に抱えながら生活していく
  • 急逝した場合、残された家族が悲しみに暮れたあと、経済的に困窮する

重い!重すぎる!!

大切な加入する目的の明確化と整理のお手伝いは簡単ではありません。そのため、「この保険はすごい!」と保険の説明に特化せざるを得ない販売者が多く、興味のない保険について聞かされ、売り込みをされていると感じられるのではないかと思います。

Q7. スマホで見積もる保険は信頼できる?

ネットで販売されている保険は中間コストが削られている分、安い掛け金で加入できることが多いです。ヘンな会社ではありません。信用できると思っています。

ただ、「なんのために入るのか」という本丸をハッキリさせてくれる販売員はいません。

「大切な事、不安な事、自分には何が必要なのか」が明確な方にはぴったりだと思います。

Q8. 学資保険、みんなどうしているの?

学資保険で検索するとたくさんヒットしますし、一定のニーズはあると思いますが、昔に比べメリットが少なくなっていることもまた事実です。

昭和後期、学資保険というと、積んだお金が約2倍になって返ってくるものでした。しかし令和は低金利時代、つまり「お金を預けても増えにくく、借りても多く返さなくてよい」時代です。そのため学資保険の返還金も昔と比べて少なくなっています。

昭和の頃と比べると、学資保険は魅力が薄れているかもしれません。しかし、昭和から続いている、素晴らしい魅力があります。

それはいずれ必要になるお金を計画的に積み立てられるという点です。

お子様の成長に合わせて貯蓄ができる方であればまったく問題ありませんが、なかなか先のことまで見通すのは難しいのが世の常です。そういう点では、まだまだ価値のある保険だと言えます。

Q9. 来店型ほけんショップは信頼できる?

信用できると思っています。

一昔前に一部のショップで、お客さんの利益より自社の利益を優先して、数ある商品から最もマージンの高い商品を勧めるケースもあったようですが、保険業法が改正され、顧客本位の業務運営をすることがルール化されました。取扱商品の中から、お客さんにとって最も良いモノをすすめるルールを、業界全体が遵守しているので、ご安心ください。

Q10. 保険屋さんが入っている保険とその理由は?

損害保険は自動車保険、火災保険を中心に、怪我や病気で収入減に備える所得補償保険、勤務先で加入できる労災の上乗せ補償など、満遍なく入っています。

想定外に早死にした時のために生命保険も加入しています。家族がこれまでと同じ生活水準を保つことが目的です。60歳になる年まで毎月お金が振り込まれるというものですね。60歳以降に死亡した場合には、一生涯一時金で1,000万円が支払われるようになっています。

また、病気を患ったり、介護状態になった時のための医療保険にも加入しています。医療保険は必要ないと主張する意見もあるようですが、私は自助努力を、出来る限り続けたいのです。

自分にもしものことがあったら周囲にどれくらいの影響があるのか。現在の生活や今後のライフプランを鑑みた上で適切な保険を選択するということが大切ですね。

そして意外かもしれませんが、契約の途中で何度も見直します。(笑) 保険への加入目的には変化が起こるので、最適化を図っているんです。また、新しいリスクも出現しますし、とても魅力的な新商品が販売されるのが常なので。(笑)

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