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【2023年はメタルフェスがアツイ!】10代に聴いてほしい北欧メタル3選

みなさんは北欧メタルって聴いたことはありますか?

ひとくちに北欧メタルといってもデスメタルやフォークメタルなど音楽性はさまざま。今回の記事では、メタルやハードロックに興味があるかた向けにおすすめのバンドを紹介していきます。

1.北欧メタルといったらこのバンド!NightWish

NightWishはフィンランド出身のシンフォニックメタルバンド。フィンランド国内に留まらず、ヨーロッパやアメリカで特に人気があるバンドです。影響を受けたバンドも多く、1990年代後半にシンフォニックメタルというジャンルが躍進するきっかけとなったバンドとされています。

音楽性はヘヴィメタルにクラシックやケルト音楽などの要素を取り入れたシンフォニックメタル。また、現役のソプラノ歌手が歌うクラシカルなメロディはオペラのような印象も強く、「オペラティックメタル」とも呼ばれています。また、ボーカルも含めた多くのメンバーの入れ替えがあり、アルバムによってサウンドの印象が大きく異なるバンドです。

おすすめアルバム【ONCE】

2004年に発売されたアルバム。初代ボーカルのアーニャが歌うオペラ風のボーカルとギターの重低音が融合したアルバム。メタルらしさはもちろん、オーケストラのようなシンフォニック感も健在の完成度が高い1枚。

2.メタル好きにおすすめ!Brothers of Metal

Brothers of Metal(ブラザーズ・オブ・メタル)はスイス出身のパワーメタルバンド。「メタルに新たな魂を吹き込む」というコンセプトから生まれたバンドです。音楽性は8人編成から生まれる男らしさと重厚さを極めたメタルサウンドが特徴的。

男性1人、女性2人のボーカルが生み出すたくましくも美しさのあるボーカルは「ボーカルがなぜ3人もいるのか」という疑問を吹き飛ばすだけの説得力があります。あえてキーボードやヴァイオリンなどの楽器を使わずに演奏される筋肉質なサウンドは、ブラザーズ・オブ・メタルにしかない魅力です。

おすすめアルバム【Emblas Saga】

2019年発売のセカンドアルバム。野太いボーカルと北欧神話をリスペクトした歌詞。全編男らしい楽曲で構成されたブラザーズ・オブ・メタルの魅力を十分に感じられる1枚。

3.北欧メタル界の重鎮!Korpiklaani

Korpiklaani(コルピクラーニ)はフィンランド出身のフォークメタルバンド。元はスカンジナビア半島の伝統音楽バンドから、徐々にメタルバンドへシフトした異色の経歴を持つバンドです。こちらのバンドも北欧メタルやフォークメタルの第一人者と言われるバンドの1つ。

日本でも知名度が高く、「荒野のコルピクラーニ」や「コルピと古い賢者」などの原題とあまり関係のない邦題が付けられて話題になりました。また、フォークメタルという言葉があまり浸透していない日本では、コルピクラーニのジャンルは森メタル、または酒メタルとして認知されています。

音楽性を一言で表すと、陽気なフォークメタル。カントリーなアコーディオンと低い声で歌われるフィンランド語の歌詞は酒場で流れる音楽をメタルアレンジしたような印象を受けます。

おすすめアルバム【Jylhä】

2021年発売のアルバム。全編アップテンポで牧歌的で退廃的。明るいもののどこかアンニュイさのある楽曲は、コルピクラーニらしい魅力のある1枚。民族音楽だけではなく、レゲエやパンクなどさまざまな音楽性を取り入れた集大成的なアルバムです。

それぞれ10代おすすめしたい理由

・NightWish

北欧メタルということで定番のバンドを紹介しました。ジャンルはメタルですが、ポップスの要素も強くてとにかく聴きやすい!メタルにあまり興味が無い方にもおすすめのバンドです。

・Brothers of Metal

キレイ系の次は男らしいバンドが聴きたくなるもの。大所帯のバンドはヴァイオリンなどいろいろな楽器が入るバンドが大半ですが、こちらのバンドは3ピースバンドと編成楽器が変わりません。メタルバンドの枠組みのなかで見せる多彩なパフォーマンスは聴いてみる価値あり!

・Korpiklaani

ナイトウィッシュと同様、北欧メタルを語るうえで外せないので選出しました。メタルに民族音楽を取り入れるのではなく、民族音楽にメタルを取り入れることによって生まれたトラディショナルなサウンドは必聴!

おすすめライブ情報

1.LOUD PARK

ゴシック・メタル、デスメタルなど幅広いジャンルのメタルバンドが出演する総合的メタルフェスのLOUD PARKが6年ぶりの開催決定。

過去にはナイトウィッシュやスレイヤーなど著名なバンドが数多く出演。

2.KNOT FEST

スリップノットが主催する大型ヘヴィメタルフェスのKNOT FESTは4年ぶりの開催。

過去にはアモン・アマースやマリリン・マンソンなども出演。現在はKORNとマキシマムザホルモンの出演が決定しており、ヘヴィメタルファン必見のイベントです。

まとめ

多くのジャンルと混ざったバンドや純粋なメタルを追求したバンドなど北欧メタルの中にも様々な音楽性のバンドがあります。日本から北欧へ行くのは大変ですが、毎年数多くの来日公演が開催されています。この記事で北欧メタルに興味の湧いた方は、ライブを観にいってみてはいかがでしょうか。

記事に入りきらなかった北欧メタルはこちら!

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