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ベトナム・ダナンからサーフ文化を発信「Surf Shack」店長兼インストラクター・小牧篤史さんインタビュー

こんにちは!ベトナムの寺内です。

今回みなさんにご紹介するのは、海外での様々な経験を経て、現在はベトナム・ダナンのサーフショップ「Surf Shack」とハワイ発のアパレルショップ「URBAN ISLAND SOCIETY」にて店長兼インストラクターとして活躍している小牧篤史(こまきあつし)さんです。

海外やファッション、サーフィンのお仕事に興味のある学生の皆さんの参考になるお話を聞いてきました!

小牧篤史さん

1983年生まれ、神奈川県出身。立正大学文学部卒業。

大学生時代にアルバイトをしていたアパレルショップに卒業後そのまま就職。社会人になりサーフィンに出会い、その後ハワイへの語学留学、30歳でオーストラリアにワーホリへ。

日本に帰国後、現在のサーフショップの社長と出会い、2018年にベトナム移住され現在に至ります。

今回はそんな小牧さんから貴重な話をたくさんお聞きすることができました!

海外での経験

語学留学・ワーホリ・旅行

ハワイ留学中の小牧さん

──ベトナムに来る前の海外生活の経験ときっかけを教えてください。

小牧さん 大学卒業後にバイト先のアパレルショップの社員になったのですが、その時にサーフィンに出会いました。何となく海外に行きたい、という思いもずっとあり、就職して3年後にハワイに1年半留学しました。その後、また日本でアパレルショップで3年働き、30歳でオーストラリアにワーホリに行き、2年半過ごしました。どちらでもサーフィン生活を楽しめました。

──ワーホリは原則1年かと思いますが、どのように滞在を延長したのですか?

小牧さん 30歳でギリギリだったのですが、オーストリアが気に入ったので、ワーホリの後は語学学校に入りました。

──その後は日本に帰国されたのですか?

小牧さん アメリカの西海岸を2ヶ月間放浪しました。サーフィンはもちろん、西海岸のファッションや音楽などの文化にも興味があったので、日本帰国前に行きました。

ベトナムに来たきっかけ

オーストラリアのホストファミリーと

──日本に戻ってからベトナムに来るまではどのような経緯があったのですか?

小牧さん オーストラリアでバリスタをしていて、日本に戻ったらカフェか何か起業したいと思ったのですが、なかなか難しく…。そんな時に今の社長と出会い、社長の町工場でアルバイトを始めました。社長もサーフィンをする方で、ベトナムでサーフショップを始められたばかりでした。

そして半年経った頃にベトナム行きの話が出て、2018年よりダナンのサーフショップ「Surf Shack」の店長兼インストラクターになりました。コロナ禍を経て、ついこの間、ハワイ発のアパレルブランド「URBAN ISLAND SOCIETY」もサーフショップ店舗内にオープンし、そちらの店長も兼任で務めています。

ダナンにて、サーフレッスン中の小牧さん

──今までの経験が現在に活きているのですね。サーフショップでの仕事の1日の流れはどんな感じですか?

  • 6:00 起床。ストレッチ、コーヒーを淹れる
  • 8:00 出社。店の開店準備。
       お客様対応やサーフレッスンがあればレッスンへ。
  • 12:00 ランチ
  • 13:00 デスクワーク、お客様対応、レッスンなど。
  • 18:00 退社

小牧さん レッスンの予約状況や来客状況にもよって臨機応変に対応する感じです。サーフシーズンはダナンから少し離れたポイントまでのツアーなども催行しています。

──サーフレッスンはどのような人が来るのですか?

小牧さん レッスンは初心者から中級者向けに行なっています。上級者の方はサーフレンタルがメインですね。お客様は7割日本人ですが、東南アジアからの旅行者(タイ、シンガポール、台湾など)も多いです。

──アパレルショップ「URBAN ISLAND SOCIETY」はハワイ発とのことですが、何故ダナンにオープンされたのでしょうか?

小牧さん ハワイにあるカカアコという倉庫街発のブランドで現地でも人気です。“ALOHA VIBES ONLY”をコンセプトに、シンプルでスカッと使えるアイテムが揃っていて、個人的に“東洋のワイキキ”のようなダナンにもぴったりだと思います。今後ダナンの店舗のみの限定品も増えていく予定です。

──ダナンの在住者や旅行者にも使いやすそうですね。今後の小牧さんの展望は何ですか?

小牧さん アパレル事業を軌道に乗せることと、サーフ文化を通してダナンの良さを発信していきたいです。

やりたいことがわからない10代へー外へ行くこと

アメリカ西海岸放浪時代の小牧さん

小牧さん 不便な思いをしてでも、外に行くことですね。国内外どこでも、今の自分の環境とは違った場所に行くことをお勧めします。

今は私が10代の時よりもインターネット文化が普及していて、10代でも志の多い人が多くて焦る人も多いかもしれませんが、答えは急がなくていいと思います。自分のペースで外の世界を見て、自分のやりたいことが段々とわかってくるのではないでしょうか。

“自分を愛すること”とは?

オーストラリアでボディサーフィンをする小牧さん

小牧さん “受け入れること”と“止まらないこと”だと思います。

大人になっても感じるのは、できないことはどうしてもあるので、それも自分の個性として、いい意味で“受け入れる”ことが大事だと思います。また、やりたいと思ったらとにかく進むこと、やりたいことを自分にやらせてあげること。そして今あることに“感謝”することが自分を愛することに繋がるのではないでしょうか。

「Surf Shack」ではインターン・アルバイト募集中!

ダナンにてサーフィン中の小牧さん

貴重なお話を聞かせてくださった小牧さん、ありがとうございます!

「Surf Shack」では現在インターンやアルバイトを募集中とのことです。「サーフィン経験がなくても、明るく元気な方なら歓迎!」とのことなので、海外やサーフィンに興味のある学生さんは、「Surf Shack」のインスタにDMしてみてくださいね。

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