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【高校生がバイトを始めるメリット】バイトで広がった世界とは?

「高校生のうちにやっておいたほうがいいことってなんだろう?」そんなことを思ったことはありませんか?

私は、“高校生の時にバイトを始めて良かった”と心から思っています。大人になって振り返ってみたときに、バイトのメリットってこんなに沢山あったんだと思いました!特に、私はバイトを始めたおかげで人生が大きく変わったので、みなさんにバイトを始めるメリットを紹介していきます。

部活の代わりにバイトを始めてみた

私は、高校1年生まで陸上部と軽音楽部を兼部していました。しかし、高校2年生になる前に、陸上部を引退します。原因はいくつかありました。1つは中学校から続けていた陸上部で、走り続ける目的が見えなくなったのと、もう1つの理由は帰宅部が楽しそうだったからです。(軽音楽部は続けていました。)

部活を辞めた私は、すぐにバイトを始めました。バイトがない日には、友達と映画やご飯に行ったり、自由な時間を過ごしていました。

初めての社会経験

最初はコンビニでバイトを始めました。

教育担当は、とても厳しい女性。シフトも希望にそぐわない上に、急かしてばかり。私が火傷しそうになっても、無愛想なほど愛情のない教育により、他のバイトも掛け持ちするようになりました。2ヶ月後に、当時所属していたコンビニのバイトを辞めました。

それからは、バイトの業務や雇用環境に目を向けながら応募するようになりました。

バイトによって広がった視野や経験

私がバイトを始めてから得たものはたくさんあります。

その中でも一番大きかったのは、将来やりたいことに向けて、部活では得られないプロのレッスンを受けられたことです。部活動は、学校内でしか選択肢がなく、自分の将来のためにプロが教えてくれるといったことはなかなかありません。

私はバイトで稼いだお金で、ヴォーカルレッスンに通い、プロの歌手から個人レッスンを受けました。レッスンでは歌のスキルだけでなく、上手くいっている人の考え方や、講師からの愛情や優しさ、業界の情報など、高校では得られないさまざまなことを教わりました。

そして、コンクールやコンテスト、オーディションなどで実績を積むこともできました。

高校時代に出会ったヴォーカルの恩師は、たくさん褒めることで、暗かった私を明るい性格に変えてくれました。高校時代で一番と言えるほど楽しい時間で、舞台の第一線で活動する恩師はとても刺激的でした。教えてもらったことを自分のものにするために、レッスンを録音して毎日練習に打ち込んでいました。

プロの個人レッスンを受けて、歌のスキルを伸ばすという選択は部活にはない魅力です。学校によっては、プロのコーチを呼んで指導してもらう部活もあると思いますが、一般的な部活でそのようなことはめったにありません。プロの指導を受けることで、高校生活が充実した上に、現在のイタリアオペラデビューにもつながっています。レッスンと並行して軽音楽部の活動もしていたため、場数もジャンルも増やして音楽の勉強ができました。

バイトで得られるメリット

これまでバイトの給料で自分のやりたいことを磨く、ということを紹介してきましたが、バイトをすること自体のメリットもいくつかあります。

高校生のバイトは将来的に自分の方向性を導いたり、学校生活だけでは得られないこともたくさんあります。ぜひ、参考にしてみてください!

1、お金がもらえる

いうまでもなく、お金がもらえるメリットがあります。高校生は放課後や連休の時間があるため、好きなだけシフトを入れることが可能です。例えば、長期休みの際には、月に10万円近く稼ぐのも可能です。高校生であれば、「残業なし」、「22時まで」など、法律の関係上制度がきっちりしているので、学校生活の負担になることも少なく、働きやすいといえます。

2、大人や新しい同僚との関係が築ける

大人や同僚との人間関係ができると、さまざまな話を聞くことができます。そして、悩んだ時に相談に乗ってくれる人脈も広がるでしょう。仕事はもちろんですが、人間関係を築いて様々な年代の人達の話を聞くことで、社会勉強になることもたくさんあります。

3、新しい体験ができる

学校では体験できない現場に入って、新しい体験ができます。職種によってさまざまですが、思い出になるものもたくさんあります。

4、さまざまな仕事を体験して、将来の働き方を考えられる

自分に向いている職種を知る機会にもなります。

製造であれば、単純作業が得意かどうか。接客であれば、お客さんとうまく関わったり、お客さんのことを思いやることが得意かどうか。専門学校や大学に入る前に、進路を考えるきっかけになったり、就職を希望する場合には、バイトの経験は就活に直結します。

5、興味があることに挑戦できる

興味のある仕事がバイトを募集している場合には、バイトを通して学ぶこともできます。

一方で、バイトで稼いだお金で専門分野に自己投資することも可能です。私の場合は、バイトで稼いだお金でプロのレッスンを受けたことが大きなターニングポイントでした。

まとめ

部活は、時間が長く、土日も練習や大会で埋まってしまう…。それがつらいなら、帰宅部や軽い活動をする部活に転換して、バイトをする選択肢もあります。

もちろん、部活に全力を注ぐ青春も最高です。しかし、学校以外の世界に触れてみたいなら、バイトは将来の大きな武器になります。大人になる前に余裕を持って、社会勉強をする手段になるからです。私のお話が少しでも参考になれば嬉しいです!

▼初めてバイトをする高校生のみなさんには、こちらの記事も参考になると思います!

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